主日礼拝
4月27日(日) 午前10時30分より
説 教:「八日遅れのイースター」
聖 書:ヨハネによる福音書20章19-29節
説教者:小野慈美師
イースターの夕方「あなたがたに平和(シャローム)があるように」(19)と言って、主が弟子たちのいる部屋に入ってこられました。「弟子たちは、主を見て喜」びました。彼らは主の目を見て喜んだのです。それが、怒りや叱責の目ではなく、恐れなくて良い、という赦しのまなざしであり、ほっとさせるまなざしでしだったからです。たまたま、その場にいなかったトマスは、他の弟子たちの話を聞いた後、「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない」(25)と応じました。
八日目の日曜日、トマスも含む弟子たちに再び主イエスが現われトマスに言われました。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい」(27)。このとき、主イエスは、八日前に弟子たちが「主を見て喜んだ」ときと同じ目でトマスを見つめられたはずです。ですから、「信じない者ではなく、信じる者になりなさい」という言葉は、叱責や裁きではなく、招きと励ましのことばです。
さらに「見ないのに信じる」(29)というのは、信仰の最終的な根拠を自分の認識に置くことをやめ、自分の不確かを率直に認めるということです。そして、主イエスが自分を知っていてくださることを信じるということです。
「あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。それは、あなたがたが信仰の実りとして魂の救いを受けているからです」(Tペトロ1:9-10)。
後の教会の人々は、主イエスの復活証言を聞き、信じることによって魂の救いを受けました。わたしたちも、復活の主が既に自分を知っていてくださることを信頼することによって魂の救い、平和を与えられるのです。
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前 奏 − キリストは甦りたまえり − J.S.バッハ
招 詞 ヨハネによる福音書 第8章31−32節
賛 美 21−322
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第121編
賛 美 21−390
分かち合い
賛 美 − ハレルヤと歌え − 聖 歌 隊
聖 書 ヨハネによる福音書 第20章19−29節 (新共同訳新約 210頁)
祈 祷
黙 想 − メディテーション − Satkz
説 教 「八日遅れのイースター」 小野 慈美 師
祈 祷
賛 美 21−405
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−517 (アーメン)
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
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