主日礼拝
5月18日(日) 午前10時30分より
説 教:「キリストには代えられません」
聖 書:ルカによる福音書19章1-10節
説教者:小野慈美師
「今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい」(5)。このことばを聞いたとき、ザアカイは自分が今まで心の底から求めていたのが、まさにこの主イエスのことばだったのだと気づきました。生まれて初めて、自分がありのままの人間として尊重され、何の打算もなく必要とされているという感動を味わったのです。それまで彼の持っていた人間関係は、あくまでも徴税人の頭としての関係でした。自分に歩み寄ってくる人間は、損得勘定、打算に基づくものでした。人間は皆、心の奥底で、一人の人間として大切にされることを願っており、そのような経験をしたときに深い喜びを味わうのです。その喜びを持てないと、他のものによって自分の価値を確認したいとあがくのです。
主イエスによってザアカイが心の一番奥深くで求めていたものが満たされた途端、他の手段によって自分の価値を自分で確かめる必要がなくなってしまいました。「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。また、だれかから何かだまし取っていたら、それを四倍にして返します」(8)。(イエス様、私はこれまで自分の財産によって、自分の存在価値を支えてきました。しかし、もはやその必要はなくなりました。そのことがうれしいのです。その喜びを分かち合いたいのです。)
「救いがこの家を訪れた」(9)。救いとは、イエス様が来てくださるということです。「こんな散らかった、こんな取り乱した我が家にはイエス様は来て下さらないのではないか」と躊躇する必要はありません。主イエスはあなたに近づいてこられ、目をじっとご覧になって、あなたの名を呼んで、言われます。「きょうは、ぜひ、あなたの家に泊まりたい」と。この言葉と共に、主イエスの愛がわたしたちの心にも流れてきます。さあ、急いで木から下りて、喜んで主イエスを迎えましょう。そして、賛美をしようではありませんか。「キリストには代えられません」と。
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前 奏 − 復活の主は − フィッシャー
招 詞 詩編 第103編8−9節
賛 美 21−289
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第124編
賛 美 21−57
分かち合い
賛 美 − 野で山で − ジュニア聖歌隊
聖 書 ルカによる福音書 第19章1−10節 (新共同訳新約 146頁)
祈 祷
黙 想 − 輝きのこの日 − G.ベーム
説 教 「キリストには代えられません」 小野 慈美 師
祈 祷
賛 美 21−522
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−91 (アーメン)
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
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