主日礼拝・聖餐式
6月1日(日) 午前10時30分より
説 教:「命にまさるもの」
聖 書:詩編63編
説教者:小野慈美師
「いのちが一番大切だと思っていたころ、生きるのが苦しかった。いのちより大切なものがあると知った日、生きているのが嬉しかった」という星野富広さんの詩の背景にあるのは、「あなたの慈しみは命にもまさる恵み。わたしの唇はあなたをほめたたえます」(詩63:4)です。神様の慈しみが命にまさることを知ることによって与えられるものは何でしょうか。
@比較からの解放。神様の慈しみは、この世の生活が充実しているかどうかとは別のことがらです。状況の良し悪しが、慈しみの有る無しを示しているのではありません。自分の状況を神様はご存じであり、愛していてくださることを知って、その場を一生懸命生きる。わたしたちにできるのはそれだけですし、それで良いのです。他の人と優劣を競う必要はありません。神様の慈しみは命にまさるからです。
A生の不安からの解放。この詩人は決して安心した状況にいたわけではありません(2)。生きている以上、この先どうなるのだろうという不安がつきまといます。たとえば、「認知症になったらどうしよう。」しかし、それも神様にゆだねましょう。「あなたは必ずわたしを助けてくださいます」(8)。いつどんなときも神様の愛はわたしたちを離れないのです。たとえ、わたしたちが神様のことをわからなくなっても、神様がわたしたちのことをわからなくなることはありません。
B祈りへの促し。「命のある限り、あなたをたたえ、手を高く上げ、御名によって祈ります」(5)。
祈っても見える状況に変化が起こらないこともあります。わたしたちの祈りに力がないからなのでしょうか。しかし、「御名」にこそ、力があるのであって、その名によって祈るときには、何も起こっていないようであっても、何かが起こっているのだと信じましょう。御名によって祈るとき、その祈りは決して無に帰することはありません。なぜなら、神様の「慈しみは命にもまさる恵み」だからです。
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前 奏 − 来たれ 聖霊 主なる神 − N.deグリニ―
招 詞 エレミヤ書 第29編11−12節
賛 美 21−346
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第125編
賛 美 21−19
分かち合い
賛 美 − 天の神、祈ります − 聖 歌 隊
聖 書 詩編 第63編 (新共同訳旧約 895頁)
祈 祷
黙 想 − メディテーション − Satkz
説 教 「命にまさるもの」 小野 慈美 師
祈 祷
賛 美 21−404
献 金
感謝祈祷
聖 餐 式 賛 美 21−81
聖書朗読と感謝祈祷
配 餐
賛 美 21−151(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
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