ペンテコステ(聖霊降臨)主日礼拝
6月8日(日) 午前10時30分より
説 教:「約束」
聖 書:使徒言行録2章36-42節
説教者:小野慈美師
ペンテコステの日に、ペテロは人々に向かって、主イエスを信じるとき「賜物として聖霊を受けます」という約束を語りました。では、聖霊の働きとは何でしょうか。
第一に、聖霊は信仰を与えてくださる。1コリ12:3には「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えないのです」とあります。ペンテコステで大切なのは、弟子たちが各国の言葉で話したということ以上に、そこで語られた内容です。つまり、イエスがまことの救い主、メシアですというメッセージに、人々は「大いに心を打たれ」(37)たのです。これこそが聖霊の働きです。
第二に、聖霊は教会を形成してくださる。捜真教会が存在することは、聖霊が働いておられるしるしです。42節に初代教会の姿が四つの内容で描かれています。「使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。」
@使徒の教え:教会の礼拝で語られることばを神の言葉として重んじるということです。これも聖霊の働きなくしては起こりえません。
A相互の交わり:表面的な仲良しではなく、「同じ主を仰ぎ、同じキリストの霊に生かされている」という点で一致し信頼し合うということです。この共通の土台が崩れてくると、人間関係の良し悪しが決定的なことになってしまいます。お互いを「神である主が招いてくださる者」(39)として尊重し合う交わりが教会なのです。
Bパンを裂くこと:聖餐を示しています。聖霊が関与してくださることを信じなければ、単なる飲み食いになってしまいます。
C祈ること:個人的な祈りだけではなく、共に祈ったことを示しています。心を合わせて祈るときに、交わりの主である聖霊なる神が共におられ、教会が祈りの群れとして形成されていきます。
このようにわたしたちが毎週のように繰り返していることが、実は聖霊の導きによるものであり、日常的な礼拝の営みが聖霊を信じる行為なのです。
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前 奏 − 来たれ、聖霊、主なる神よ − M.ヴェックマン
招 詞 ヨハネによる福音書 第14章23−27節
賛 美 21−346
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第146編
賛 美 21−343
教会の信仰告白
分かち合い
賛 美 − 天の神、祈ります − 聖 歌 隊
聖 書 使徒言行録 第2章36−42節 (新共同訳新約 217頁)
祈 祷
黙 想 − いざ我ら聖霊を請い願わん − D.ブクステフーデ
説 教 「約束」 小野 慈美 師
祈 祷
賛 美 21−354
献 金
感謝祈祷
子ども祝福式
賛 美 21−151(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
【ペンテコステ(聖霊降臨日)】
ペンテコステ(聖霊降臨日)は、この世に教会が誕生した記念日です。イースターから50日目、主イエスが昇天されてから10日後の日曜日、約束されていた聖霊が使徒たちの上に降りました。「ペンテコステ」とは「第50日」を意味します。エルサレムで待機していた使徒たちに、神の息吹と力である聖霊が与えられ、彼らはこの日、主イエスの証人として立ち上がったのでした。ペンテコステはクリスマス・イースターと共に、教会の大切な記念すべき祝日とされています。
教会学校では、小野牧師とケンちゃんがペンテコステのお話をしました。
主日礼拝内で、子ども達の祝福式がありました。
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