主日礼拝
9月7日(日) 午前10時30分より
説 教:「行き先も知らずに」
聖 書:創世記12章1-9節
説教者:小野慈美牧師
創世記1−11章は人類全体の原初史が記されており、12章からはアブラハムをはじめとする族長たちの歴史が始まります。12章のアブラハム(17:5までは「アブラム」)の旅立ちが、イスラエル民族の歴史の始まりとされています。そして、わたしたちは、時間と空間を越えて、信仰によってこのアブラハムの歴史につらなっています。アブラハムを呼び出し、生かした神様がわたしたちの神様であり、今も生きておられます。
「わたしが示す地に行きなさい」とは、人間的な保護に依り頼むのではなく、最終的に神に依り頼む生き方をしなさい。生活の根本を神に置く生き方をしなさいということです。このことばに従うことは、ある人にとっては、実際に何らかの仕方で生活を変えることを意味します。ある人にとっては、表面的な変化はなくとも、心の向きを変えることを求められているかもしれません。また、人生の大きな変化の時、転機の時に耳を傾けることばであると同時に、何の変哲もない日常の中で、「示す地」が示されることもあります。ですからすべての人に固有の「示す地」があるのです。
「示す地」に向かって、「主の言葉に従って旅立」つことは、冒険かもしれませんが、無謀とは違います。やみくもにただ困難なことに挑戦するというような英雄主義でもなければ、人に見せびらかすために何か「かっこいい」ことをすることではないのです。また、示されてもいない所に蛮勇をふるって出かけることでもありません。ある人にとっては出かけていくことであっても、ある人にとっては、むしろとどまることが神の示す地かもしれません。そして、この冒険の根拠は、自分が神から愛されているという思いから生まれる信頼です。神がお示しになる地は、最善であることを信じましょう(「あなたを祝福し、あなたの名を高める。」2節)。あなたを愛する神様のおっしゃることだから信頼して良い。だから、「行き先も知らずに」従っていけるのです。
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前 奏 − 心を高くあげよ! − Satkz
招 詞 コリントの信徒への手紙T 第15編58節
賛 美 21−18
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第133編
賛 美 21−469(1,4,5節)
分かち合い
賛 美 − 平和の祈り − 聖 歌 隊
聖 書 創世記 第12章1−9節 (新共同訳旧約 15頁)
祈 祷
黙 想 − メディテーション − Satkz
説 教 「行き先も知らずに」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21−458
献 金
感謝祈祷
聖 餐 式 賛 美 21−78(1,2,4節)
聖書朗読と感謝祈祷
配 餐
賛 美 21−202(1,3節)(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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