主日礼拝
9月14日(日) 午前10時30分より
説 教:「神の約束」
聖 書:創世記15章1-21節
説教者:小野慈美牧師
アブラハムは住み慣れた故郷を離れて、「わたしの示す地に行きなさい」という神様の言葉に従って、約束の地、カナンに向かって旅立ちました。15章では、神様の二つの約束が明確に示されます。
@子孫を与えるという約束。この約束の確かさの根拠は神様の側にあります。「アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた」(6)という言葉は重要な聖句です。「アブラムは主を信じた」というのは、神様は、決してご自分の言葉に反することはなさらないお方だという信頼です。つまりアブラハム自身の信仰の強さではなく、人間が不真実なときにも神様は真実であられ約束を守るお方であることを信頼したということです。「義と認められた」の「義」とは、関係を表す言葉です。すなわち、アブラハムが「正しい人、立派な人」と認められたということではなくて、神様との信頼関係に生きる者となった、それが、義と認められたという言葉の意味です。
A土地を与えるという約束。この約束は壮大で、その実現は何世代も先のことです(13-16節)。
神様はわたしを愛してくださっているというメッセージを聞いても、いろいろな困難がやってくるとつい不安になります。自分の置かれている状況の意味がよくわからないと、神様は自分にいじわるをしておられるかのように感じることがあります。そこで目先のことで一喜一憂しがちです。しかし、神様の約束は壮大であり、ときにはその実現は一人の人間の一生を超えることがあるのです。たとえ、今の自分の状況の意味がわからなくとも、神様は知っておられることを思い起こしましょう。
私たちが為すべきことは、自分の信仰が強いか弱いかと考えることではありません。神様は真実な方であり、お約束を壮大なスケールで貫いてくださることを信頼することです。そのとき、私たちも信仰において、「アブラハムの子孫」とされるのです。
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前 奏 − 主よ みことばもて はげましたまえ − D.ブクステフーデ
招 詞 詩編 第51編12−14節
賛 美 21−7
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第134編
賛 美 21−469(1,4,5節)
分かち合い
賛 美 − ときは今 − ジュニア聖歌隊
聖 書 創世記 第15章1−21節 (新共同訳旧約 19頁)
祈 祷
黙 想 − 天にいます父よ − F.W.ツァハウ
説 教 「神の約束」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21−461
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−202(1,3節)(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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