主日礼拝・聖餐式
10月5日(日) 午前10時30分より
説 教:「やわらかな心」
聖 書:創世記22章1-19節
説教者:小野慈美師
神は一人息子のイサクを捧げよとアブラハムにお命じになりました。これは、「イサクによってあなたの子孫は星のようになる」(創世記15:4-5)という神の約束と矛盾しています。しかし、アブラハムは従いました。そこに、信仰とは何かが示されています。
(Ⅰ)信仰とは、神を神とすること、神を畏れることです。人間が納得できれば受けいれ、納得できなければ受け入れないという態度は、神を人間の認識可能な領域に閉じ込めることになり、人間を神の上に置く態度です。信仰には、神を神として敬い、御心に従おうというやわらかな心が必要です。アブラハムの心の柔らかさは12節にも表れています。捧げよとの命令に従うことは難しいですが、やめよという命令に従うことも簡単ではありません。困難なことを決心したら決心の堅さを示すために意地でも貫いてみせると思ったりします。神を畏れるということは、御心でないとわかったら、敗北のように見えても、恥をかくことがあっても、やめることです。神を神とすることのもう一つの側面は、わたしたちが持っているものは、すべて与えられたものであり神に属することを知ることです。
(Ⅱ)信仰とは、信頼です。「信仰」は、人間のわざとしての信心深さではなく、愛の神に対する「信頼」です。信じがたいことは信じがたい、しかし、その信じがたいことを命じられるお方は、信頼できる愛のお方だ。そのお方を信頼するがゆえに従おう。それが信仰の態度です。
「わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。」(ローマ8:31-32)
結果的には、アブラハムはイサクを殺さないで済みました。しかし、独り子が捧げられるのを見なければ神が信頼に足るお方であることがわからない私たちの罪のゆえに、神は独り子を十字架に渡されたのです。このお方が、私たちに悪を意図なさるはずがありません。やわらかな心で、御心を求め、信頼して従いましょう。
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前 奏 - 今、我ら聖霊に願う - ブクステフーデ
招 詞 詩編 第86編5-7節
賛 美 21-59
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第140編
賛 美 21-155
分かち合い
賛 美 - この地を造られた - 聖 歌 隊
聖 書 創世記 第22章1-19節 (新共同訳旧約 31頁)
祈 祷
黙 想 - メディテーション - Satkz
説 教 「やわらかな心」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21-504
献 金
感謝祈祷
聖 餐 式 賛 美 21-78(1,2,4節)
聖書朗読と感謝祈祷
配 餐
賛 美 21-90(1,4節)(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
<学校を覚える月間>
日本バプテスト同盟では、10月を「学校を覚える月間」として定めています。全国に建てられている同盟の協力団体(関係学校)の教育の働きを覚えて、特にキリスト教教育の業がさらに強められていくように、祈りを合わせましょう。
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