主日礼拝
4月12日(日) 午前10時30分より
説 教:「あなたへの招き」
聖 書:ヨハネによる福音書21章15-22節
説教者:小野慈美牧師
最後の晩餐の席で、ペテロは断言しました。「たとえ、ほかの弟子たちがあなたを裏切るようなことがあっても、わたしは命をかけてあなたに従っていきます」と。その後、主イエスが逮捕され、大祭司の中庭で裁判を受けました。ペテロはこっそりしのびこんでその様子を見ていたのですが、周りの人たちにイエスの弟子であることを問い詰められると、三度も否んでしまいました。
そのことを思い起こすと、「この人たち以上にわたしを愛しているか」(21:15)という主イエスの問いはペテロにとっては心痛むものでした。しかも、同じ問いを三回も繰り返されたのは、ペテロが三度主イエスを知らないと裏切ったことと無関係ではないはずです。しかし、主イエスは、決してペテロをいじめているのではありません。最後の晩餐の席でのペテロには、自分こそ一番弟子としてふさわしいという自負がありました。しかし、困難な状況に陥ると人間的な決意や覚悟など、いかにもろいものかということを痛感させられました。
そのペテロに主イエスは語りかけ、交わりを回復してくださり、「わたしを愛するか」と問うてくださいました。言い換えると、「わたしのあなたに対する愛は今でも変わらないよ、そのことを受け入れてくれるか」ということです。つまり、ペテロの決意を問うているのではなく、主イエスの変わらぬ愛を信頼するかという問いなのです。そのことを再三確認してくださったのです。だから、ペテロは最後にこう言っています。「主よ、あなたは何もかもご存じです。わたしがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます」(21:17)。主イエスを愛しているかどうかを自分で判断するのではなく、「わたし以上にわたしを知っていてくださるあなたの愛に信頼します」という告白です。私たちにとっても、主イエスを愛するということは、主イエスが私を愛してくださっているということを信頼していくということです。そのとき主イエスは私たちを用いてくださいます。「わたしの羊を飼いなさい」と。
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前 奏 − 今日ぞ喜びの日 − J.G.ワルター
招 詞 詩編 第68編20−21節
賛 美 21−7(1,3,5節)
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第138編
賛 美 21−333
分かち合い
賛 美 − 球根の中には − 聖 歌 隊
聖 書 ヨハネによる福音書 第21章15−17節 (新共同訳新約 211頁)
祈 祷
黙 想 − 主なるキリストよ われらにみ心をかけたまえ − J.G.ワルター
説 教 「あなたへの招き」 小野 慈美 牧師
祈 祷
任 職 式 教会教育奉仕者
賛 美 21−521
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−27(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
教会教育奉仕者任命式/幼稚園教職員紹介が行われました。
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