主日礼拝
5月31日(日) 午前10時30分より
説 教:「主を仰ぎ見る人は光と輝き」
聖 書:詩編34編1-23節
説教者:佐藤和久師
明るい人生を送りたい、これはすべての人の願いです。しかし、同じ物事を見ても、消極的に暗い面を見るのと、積極的に明るい面を見るのとでは、大きな違いが出てきます。
旧約聖書民数記第13章14章に皆様よくご存じのお話があります。エジプトを脱出して40年、モーセが12人の斥候をカナンの地に送り出した時、カナンの地から帰ってきた斥候のほとんどは、口を揃えて「カナンの地はよい地です。けれども、そこに住んでいる人たちは強く、その町々は堅固で人々は巨人の様でした」と報告しました。それを聞いた人々は、非常に恐れて「エジプトか、またはこの荒野で死んでいた方がよかった」と、その夜はみな泣き明かしました。しかしその時、斥候の中で、ヨシュアとカレブの二人が「私たちは、必ず勝つことができます。主がよしとされるなら、主はそれを私たちにくださるでしょう」と報告して、皆を励ましました。そのため、民らは二人の言葉に従ってカナンの地に攻め入り、勝利を得たのです。
大事なことは同じ物事を見るにしても明るく見ることです。ヨシュアとカレブは、主を仰いで光を得たのです。私たちも、どんな環境や出来事の中でも、主を仰ぎ見ることが出来るならば、心に光を得、明るい人生を送ることができるでしょう。「主を仰ぎ見る人は光と輝く」(6)と聖書は約束してくれます。どのように落ち込むことがありましょうとも、神様は必ず私たちの手を取って立ち上がらせてくださいます。続く9節には「味わい、見よ、主の恵み深さを。いかに幸いなことか、御もとに身を寄せる人は」とあります。「味わう」とは、そのもの自体をよくわきまえながら、満ち足りた心でいただくことを言います。主の恵みも浅く上辺だけではなく、深さを味わい知ることが信仰生活に必要なのです。
新改訳聖書では、「主のすばらしさを味わい」(詩34:8)とありますから、恵みを味わう時、主の素晴らしさを合わせて味わうのです。そのような人は主に寄り頼むことができ幸いを経験できます。主の恵み深いことを味わい知って、寄り頼む人の幸いを私達も覚えたいものです。「主に従う人には災いが重なるが
主はそのすべてから救い出し」て下さる(34:20)。これは時間的に順番に起こるというわけではありません。クリスチャン生涯の中で、これは同時に起こります。それゆえ、神様の子供たちは、悩みの中でますます強くなるのです。
「主に従う人には災いが重なるが 主はそのすべてから救い出し」(詩編34:20) これは苦しんでいる者への慰めの語りかけの詩です。神様のみ前に正しく歩もうとするために苦しむ者への慰めなのです。感謝を致しましょう。
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前 奏 − 来たれ聖霊、わが主 − J.S.Bach
招 詞 アモス書 第5章4節
賛 美 21−3
主の祈り)
交 読 文 交読詩編 第84編
賛 美 21−127
分かち合い
賛 美 − 愛するイエスよ (讃美歌21 51番)− 聖 歌 隊
聖 書 詩編 第34編1−23節 (新共同訳旧約 864頁)
祈 祷
黙 想 − 来たれ聖霊、わが主 − F.W.Zachau
説 教 「主を仰ぎ見る人は光と輝き」 佐藤 和久 師
祈 祷
賛 美 21−342
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−29(アーメン)
祝 祷 佐藤 和久 師
後 奏
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