夏期担当礼拝
8月16日(日) 午前10時30分より
説 教:「イエス様の願い」
聖 書:ルカによる福音書 第10章25-37節
説教者:飯島節子姉
「善いサマリア人」のお話は、律法の専門家の「何をしたら永遠のいのちを受け継ぐことができるか」という質問の答えとして、イエス様が語られた「たとえ話」です。
律法の中で一番大切な「神を愛すること、隣人を自分のように愛すること」をわかっている祭司とレビ人は、強盗に襲われて大怪我をしている人と「関わり」になるのを避けて道の向こう側を行ってしまいました。一方、当時ユダヤ人と交流のないサマリア人が、瀕死の状態のユダヤ人に徹底的に関わり、愛を実践したのです。「隣人を愛する」とは、人種、貧富、地位など全てを超えるのです。イエス様はこのたとえ話を用いて、愛の対象となる「隣人は誰か」と定義するのではなく、「隣人になる」ことが律法を実行することであり、「永遠のいのちを受け継ぐこと」に繋がると鋭く迫っています。
「神を愛すること、隣人を自分のように愛すること」の大前提は、私たち一人一人は神様に無条件で愛されていること、そしてイエス様は神様の愛をお示しになるために、十字架で命を与えて下さったことにあります。その愛への応答として、私たちは神様を愛し、隣人を愛するのです。信仰によって愛の働きが生み出されるのです。
私たちは、このたとえ話に登場するどの人に自分を置いて読んでいるでしょうか。道端で苦痛と悲しみの中に放置されているあの人は、私たちではないでしょうか。老いの悲しみに打ち沈む人、突然の病に苦悩する人、日常生活の重荷に潰されそうな人、居場所がないと孤独の中にいる子どもたち、そのような私たち一人一人に近寄り、全てを与えて寄り添って下さるサマリア人こそ、イエス様です。
「あなたが傷ついて倒れているなら、私は必ずあなたの側にいる。どんな時にもあなたと一緒にいることを覚えていてほしい。そのために私は誕生したのだから。私の愛を受けなさい。そして、共に愛の生き方をしていこう」と、イエス様は語りかけていてくださいます。これが「イエス様の願い」です。
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前 奏 − み神は 高き天より みそなわして − J.パッヘルベル
招 詞 エフェソの信徒への手紙 第3章16−17節
賛 美 21−494
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第8編
賛 美 21−522
分かち合い
聖 書 ルカによる福音書 第10章25−37節 (新共同訳新約 126頁)
祈 祷
黙 想 − わがイエスをば われは放さず − J.G.ワルター
説 教 「イエス様の願い」 飯島 節子 姉
祈 祷
賛 美 21−484
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−27(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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