主日礼拝
9月13日(日) 午前10時30分より
説 教:「主イエスの恵みによって」
聖 書:使徒言行録15章1-19節
説教者:小野慈美牧師
初代教会には、二種類のキリスト者がいました。@旧約聖書を知っていたユダヤ人の中で、イエスをキリストと信じるようになったユダヤ人キリスト者。A旧約聖書の背景を持たない異邦人キリスト者。パウロたちの伝道により、イエス・キリストによる救いを信じるようになった人々。アンティオキ教会は異邦人伝道の拠点でした。
ユダヤ人キリスト者がアンティオキアにやってきて「割礼を受けなければ、あなたがたは救われない」(1)と教えたため激しい意見の対立が起こり、エルサレムで使徒会議が行われました。「わたしたちは、主イエスの恵みによって救われると信じているのですが、これは、彼ら異邦人も同じことです」(11)というペテロに続き、主イエスの弟ヤコブが「神に立ち返る異邦人を悩ませてはなりません」(19)と語り、異邦人が割礼を受けなくても救われるのだということが確認されました。ユダヤ人キリスト者と異邦人キリスト者との間の区別が取り払われたのです。
わたしたちもすべて、主イエスの恵みによって救われていると信じています。ところが、「まじめであること」によって、あるいは、「自分の功績」によって認められようとする姿勢から、なかなか自由になれないでいます。まじめであることは一般的に高く評価されます。しかし、まじめさの持つ問題性を知る必要があります。つまりまじめであるということは、神ではなく、他人の目を意識した結果であることが少なくないのです。そして、さらに気を付けなければならないことは、まじめであることを自負している人は、無意識に自分の考えだけを正しいとして相手を裁く傾向があることです。大切なのは、表面的な「まじめさ」ではなく、神を前にして正直に生きる「真実さ」です。真実に生きようとするとき、「自分のほうが他の人よりまさっている」と神の前で誇ることなどできなくなります。「主イエスの恵みによって救われる」という原点にいつでも立ち返ろう。初代教会の人々の言葉は今も教会に響いています。
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前 奏 − 主の招く声が − 藤田尚昊
招 詞 イザヤ書 第41章10節
賛 美 21−51
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第142編
賛 美 21−516
分かち合い
賛 美 − 主のまことはくしきかな − 聖 歌 隊
聖 書 使徒言行録 第15章1−19節 (新共同訳新約 242頁)
祈 祷
黙 想 − み神は高き天よりみそなわして − J.パッヘルベル
説 教 「主イエスの恵みによって」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21−441
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−92(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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