主日礼拝(創立記念礼拝)
9月27日(日) 午前10時30分より
説 教:「キリストを土台として」
聖 書:コリントの信徒への手紙I 3章1-12節
説教者:小野慈美牧師
コリントの教会の中に分派がありました。「わたしはパウロにつく」「わたしはアポロにつく」。
アポロとは、ユダヤ教徒でしたが、キリストを信じるようになりキリスト教の伝道者となった人です。パウロがコリントの教会を開拓し、その後、アポロが成長させました。この手紙を書いた時点では、パウロもアポロもコリントにいませんでしたが、教会の中にアポロ派、パウロ派というような分派ができていたようです。そこで、パウロは諭します。「自分もアポロも神様に用いられた器、道具に過ぎない。その道具を崇めるのは間違っている。神は確かに人間をお用いになる。しかし、教会を成長させてくださるのは神ご自身なのだ」と。
この視点に立つと人間を相対化することができます。つまり人間をいたずらに理想化したり、過剰に期待する過ちから守られます。人間を崇拝することは危険です。人間は皆不完全だからです。そして相手に理想とは違う面を見たときに、「裏切られた」と感じるものです。しかし、だれかを理想化すれば、裏切られることは避けえません。このように人間に依り頼む信仰は、もろいものです。その人から裏切られたと感じたとき、信仰の土台がゆすぶられることになるからです。パウロは言います。育ててくださったのは神であり、土台はキリストです。
名前を列挙することはできませんが、この教会は、実に多くの方々の祈りと具体的な捧げもの、労苦によって、67年の歩みを続けてきました。また、ご本人がキリスト者にはならなかったけれども、妻や夫やこどもの信仰を尊重して影で支えてくださった方々もたくさんおられます。そのような方々もこの教会の見えない歴史を形作っています。確かに表面的に見ると、人間が事を起こし事を進めています。しかし、その背後で人間のわざに先立って神様ご自身の働きがありました。欠点や弱さを持った人間を神様が用いてくださってきたのです。直接見えるのは人間ですけれど、本当の主人公は土台であるキリストなのです。
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前 奏 − 来たれ聖霊、主なる神よ − D.ブクステフーデ
招 詞 エレミヤ書 第29章11節
賛 美 21−59
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第84編
賛 美 21−516
教会の信仰告白
分かち合い
賛 美 − こころを一つに − 聖 歌 隊
聖 書 コリントの信徒への手紙T 第3章1−11節(新共同訳新約302頁)
祈 祷
黙 想 − 我ら悩みの極みにある時 − J.S.バッハ
説 教 「キリストを土台として」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21−390
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−92(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
<捜真バプテスト教会の創立>
1948年(昭和23年)9月26日午前10時30分、120名の出席者により、初めての礼拝が献げられました。礼拝後、創立記念愛餐会と教会設立委員会が持たれ、名称を「捜真教会」とすること、主任牧師に千葉勇師、副牧師に森島卯之助師が就任すること、また執事等の選任がなされました。こうしてこの地に福音宣教の業が始まりました。
■礼拝後、全体写真を撮影し愛餐会・懇談会が持たれました。
教会学校も創立記念礼拝を持ちました。
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