主日礼拝
11月8日(日) 午前10時30分より
説 教:「与える幸いに生きる」
聖 書:使徒言行録 20章32-35節
説教者:小野慈美牧師
「主イエスご自身が『受けるよりは与えるほうが幸いである』と言われた」(35)。
幸いとは、一般的には何かを与えられる(受ける)ときに感じるものです。しかし、ここでは、与えることこそが幸いなのだと言われています。施しを受ける貧しい者であるよりも、施しの出来る金持ちの方が幸いだというような意味ではありません。また、与えることによって「良い評判」「感謝される」という見返りを期待するのとも違います。見返りがある無しに関わらず、与えることそのことに喜びを見いだしていくことが幸いな生き方なのだ、主イエスに従う者の生き方なのだということです。
わたしたちが「幸い」になれず、不満ばかりをかかえて生きているのは、受けること、得することをいつも優先しようとしてしまうからです。また、形の上では与えていても、見返りを期待するということは、最終的には「受ける」ことを求めているのであって、与えることそのものを喜びとしてはいないのです。だから、見返りがないと気が済まなくなるのです。
では、どうしたら良いのでしょうか。
@私達が生きている日常を、神は大切なものとして尊んでいてくださることを知ることです。神から託された使命として、神から遣わされた場として、日常のわざに心を込めるということです。「どうしたら、得するだろう、称賛されるだろう、人よりも優位に立てるだろう」という関心ではなく、「神様がわたしに求めておられることは何なのだろう。この状況でイエス様だったらどうなさるのだろう」という関心こそが主イエスに従う者の心です。
Aまた、わたしたちがまず豊かに愛を与えられていることを知ることです。イエス・キリストの愛は見返りを求めない愛です。主イエスの愛は、わたしたちがどれだけお返しできるか、どれだけお役に立てるかということに左右されることはありません。その愛を感謝し、喜んで生きるときに、わたしたちも、他者に対して見返りを求めずに、自己満足とか人からの称賛ではなく、与えること自体を喜ぶ者に変えられていくのです。
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前 奏 − おおいに喜べ、おお、わが魂よ − カルク=エラート
招 詞 ローマの信徒への手紙 第8章26節
賛 美 21−205
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第65編
賛 美 21−123
分かち合い
賛 美 − うるわしの山に − 聖 歌 隊
聖 書 使徒言行録 第20章32−35節 (新共同訳新約 255頁)
祈 祷
黙 想 − メディテーション − Satkz
説 教 「与える幸いに生きる」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21−566
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−25(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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