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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2015年12月13日

先週の礼拝

アドベント第3主日礼拝
12月13日(日) 午前10時30分より
説 教:「あなたは恵まれた人!?」
聖 書:ルカによる福音書1章26-38節
説教者:小野慈美牧師

天使ガブリエルはマリアに告げます。「おめでとう、恵まれた方」。この来訪を受けたときのマリアは17歳くらいの少女ですが、この出来事が文書に書き残されたのは、少なくとも主イエスの十字架と復活を経た後です。なぜなら、十字架と復活がなければ、主イエスはただの人であったし、福音書が書き残されることもなかったし、マリアが経験したことが書きとめられることもなかったからです。
つまり、ルカ1章に登場するマリアは、10代の少女ですが、ルカ福音書のマリアの言葉は自分の若い時を振り返って語った50代、60代のマリアによるものなのです。わが子が十字架刑に処せられるのを既に目撃したマリアが、「今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者というでしょう」(48)と賛美しているのです。彼女は、神の独り子の母となる役割を与えられました。しかし、その役割を仕方のないこととしてではなく、自ら受け止めて生き抜くことができました。
その秘訣は「主があなたと共におられる」(28)という約束です。人はそれぞれ、違った十字架を担って、それぞれ、自分の舞台で生きるのです。自分の人生が神から与えられた尊い人生なのだと信じて、生きていく。そのとき比較から解放され、世界を見る目が変えられていく。マリアはわたしたちに告げています。「いろいろあったけれど、振り返ってみると、神様は約束を裏切ることはなさらなかった。たとえ、わたしが、疑ったり、不信実であったときも、神様は、常に共にいてくださり、絶えずわたしに目を留めていてくださった。だから、あなたたちも大丈夫よ」と。
 イエス・キリストは家畜の糞尿の匂いの漂う馬小屋の中で生まれました。私たちの心の中にも、疑い・迷い・ねたみ・憎しみ・ひがみ・おごり、など人には見せられないものがある。でも、その馬小屋のようなところにこそ、主イエスは宿ってくださる。それが「恵まれた人」の意味です。こんなところには来てくださるはずがないと思っていたわたしの馬小屋に主は来てくださる。そのことを信じることができるとき、あなたはきょう「恵まれた人」です。

※礼拝視聴にはパスワードが必要となります。お申し込みは こちら

配信は説教の途中までとなります。

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前   奏   − 世の救い主きたもう − D.ブクステフーデ
招   詞   ヨハネによる福音書 第15章5節
賛   美   21−247(1,2,4節)
主の祈り
交 読 文   交読詩編 第33編12−22節
賛   美   21−267
分かち合い   
賛   美   − 手に手に灯火 −           ジュニア聖歌隊
聖   書   ルカによる福音書 第1章26−38節   (新共同訳新約 100頁)
祈   祷   
黙   想   − いま来たりませ − J.S.バッハ 
説   教   「あなたは恵まれた人?!」       小野 慈美 牧師
祈   祷
賛   美   21−263
献   金
感謝祈祷
賛   美   21−235(アーメン)
祝   祷                       小野 慈美 牧師
後   奏

礼拝堂正面のイエス様Soshin Baptist Church捜真バプテスト教会

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