主日礼拝
2月28日(日) 午前10時30分より
説 教:「あなたがたは幸いである」
聖 書:ルカによる福音書6章20-26節
説教者:菊池美穂子神学生
貧しい人々は幸いである。これは主イエスが弟子たちに向けて語られた言葉です。主イエスを信じたために貧しくなり、飢え、泣いているのです。それだけでなく、主イエスは、弟子たちが御自分を信じたために、これから人々に憎まれ、追い出され、ののしられ、汚名を着せられるようになることを見ておられました。
主イエスはそのような弟子たちに向かって、あなたがたは幸いだ、その日には喜び踊りなさい、と言われます。それは、天に大きな報いがあるからです。ルカによる福音書12章37節には、「主人が帰って来たとき、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。はっきり言っておくが、主人は帯を締めて、この僕たちを食事の席に着かせ、そばに来て給仕してくれる」と記されています。主を信じて生きていくということ、それは、主が先に歩かれた道を辿っていくということです。主イエスが歩かれた道、それは十字架への道です。貧しさも飢えも悲しみも、先にその道を歩まれた主イエスが知っておられる、その道をわたしたちは歩いて行きます。でもその道の先には、主が待っておられます。食卓を整えて。主イエスは、再び来られるとき、わたしがあなたを食事の席に着かせ、わたしがあなたに給仕すると、約束してくださっているのです。
そして、私たちは今も、聖餐でこの主の祝福を味わいます。「貧しい人々は幸いである、神の国はあなたがたのものである」。神の国、それは主イエス・キリストのことです。主御自身が、わたしはあなたがたのものであると、「これはあなたがたのためのわたしの体である」(Tコリ11:24)と言っておられます。主イエスは御自身の体であるパンとぶどう酒でわたしたちを満たしてくださるのです。主の食卓で、飢えた人は満たされ、泣いていた人は笑うようになります。主イエスだけが唯一の確かな慰めです。主の弟子になった人は誰でも、主イエス御自身がパンとぶどう酒で給仕してくださる、この主の食卓に招かれているのです。
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前 奏 − 苦しみ悩みのきわみにあるとき − J.S.Bach
招 詞 コリントの信徒への手紙T 第1章18節
賛 美 21−297
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第73編
賛 美 21−445
分かち合い
賛 美 − ひとよ、汝が罪の − 聖 歌 隊
聖 書 ルカによる福音書 第6章20−26節 (新共同訳新約 112頁)
祈 祷
黙 想 − イエスが十字架につけられたとき − J.S.Bach
説 教 「あなたがたは幸いである」 菊池 美穂子 神学生
祈 祷
賛 美 21−390
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−90(1,4節)(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
YWCAよりアピール
神学生の説教でした。
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