主日礼拝・聖餐式
4月3日(日) 午前10時30分より
説 教:「心が燃える」
聖 書:ルカによる福音書24章13-35節
説教者:小野慈美牧師
度の強いサングラスをかけていると、世の中がとても暗く見えます。サングラスをはずせば世界は明るくなります。しかし、心のサングラスの場合には、自分で取ることが難しいのです。
弟子たちもエルサレムの民衆同様、主イエスを「民族的な解放者」というサングラスで見ていました。「あの方こそイスラエルを解放してくださると望みをかけていました」(20)。ですから、主の十字架を見てがっかりしたのです。主イエスの受難と復活の予告を聞いていましたが(9:22,9:44,18,33)、固定的な認識のゆえに女たちの証言(22-24)を聞いても信じられなかったのです。彼らに対する「物分かりが悪く、心が鈍く預言者たちの言ったことすべてを信じられないものたち」という主イエスの言葉は、決して馬鹿にした態度ではありません。確かに弟子たちの不信仰を嘆いておられますが、その不信仰な者をも決して見捨てずに、忍耐強く、共に歩き続けてくださるのです。そして、主イエスが「(旧約)聖書全体にわたり」(27)説明なさると彼らの心が燃え始めました(32)。
今うなだれている、目の前に何の光も見いだせないと嘆いている、今となってはもう手遅れだと後ろばかり見ている。そんな時実はチャンスなのです。主があなたに近づいてくださるからです。わたしたちも「不信仰」という心のサングラスをかけています。それゆえ、なかなか神の真実が見えてきません。それにもかかわらず、主はわたしたちをあきらめず目を開かせようとしてしてくださいます。
二人が「イエスだ」(31)とわかったとたん、主イエスの姿は見えなくなりました。しかし、それは主がいなくなったということではありません。むしろ、主イエスが生きておられることがわかり、主イエスの言葉が心の中に響き続けるようになったので、目に見える必要はなくなったのです。
主イエスは、御自分の命をかけて救いたいと思っておられるわたしたちを放っておけません。不信仰なわたしたたちに今日も主イエスは近づいてきてくださり、語ってくださいます。「わたしはあなたを愛している。わたしはあなたのために十字架につき、あなたと共にいるためによみがえった」と。
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前 奏 − 輝きのこの日 − J.S.バッハ
招 詞 詩編 第118編24−25節
賛 美 21−6
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第127編
賛 美 − しずかな喜び − 聖 歌 隊
分かち合い
賛 美 21−321
聖 書 ルカによる福音書 第24章13−35節 (新共同訳新約 160頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「心が燃える」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21−334(1〜5節)
献 金
感謝祈祷
聖 餐 式 賛 美 21−81
聖書朗読と感謝祈祷
配 餐
賛 美 21−25
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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