主日礼拝
5月8日(日) 午前10時30分より
説 教:「もっとも大きな賜物」
聖 書:コリントの信徒への手紙I 12章31節-13章13節
説教者:小野慈美牧師
[「愛」の反意語]:「愛」の反意語は何か。「憎しみ」という言葉を思いつく方が多いと思います。しかし、1コリント13:4-7の「愛」と反対の内容を表す言葉は「私」です。愛の反意語、それは、この愛とは程遠い「私」という存在であり、みなさんお一人ひとりです。4-7節の言葉は、「自分は他の人間よりまともだ」というような思い上りを打ち砕く言葉です。しかし神は私たちを冷たく責めておられるのではありません。「愛を追い求めなさい」(14:1)という言葉も、「今のままではだめだから愛を追い求めなさい」という命令なのではなく、「わたしが愛を与えるから求めなさい」という勧めなのです。
[神による自己肯定感]:人を愛することを妨げているのが自己肯定感の欠如です。自己肯定感が無い人は、「否定された」と感じると惨めになります。そして、自分の存在意義を確認したい、自分を認めて欲しいという衝動に駆られ、必死になります。その必死さが、時には周囲の人を傷つけるにもかかわらず、優位に立って惨めさを乗り越えようとして、他の人に否定的な言動になってしまいがちです。
個所の「愛」は主イエスご自身だとも言えます。主イエスはわたしたちに対して、いらだたず、忍耐強く、信じ続けてくださり、どんなときも失望なさらない。主イエスは、あなたの存在を根源から肯定していてくださるのです。それなのに、「自分はダメだダメだ」と言い続けることを主は悲しまれます。そして、さらにはあなたの言動が他の人々を傷つけることをとても悲しまれるのです。
[お母さんありがとうは、神様ありがとう]:きょうは母の日です。「お母さんありがとう」と言うことが難しい人もいるかもしれません。しかし、母親の背後に命の造り主である神がおられます。その神様があなたを「良い者」としてお創りくださり、あなたの存在を肯定してくださっています。存在を与えてくださった神様に感謝できるときに「お母さんありがとう」と言うことができます。
わたしたちは、もっとも大きな賜物であるイエス・キリストにつながっているときに愛をいただくことができ、私たち自身がこの大きな賜物を他の人に分かち合う器として用いられるのです。
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前 奏 − 来ませみたまの神よ − A.アームスドルフ
招 詞 ヨハネの手紙T 第4章7−10節
賛 美 21−56
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第100編
賛 美 − 心いつも平和 − 聖 歌 隊
分かち合い
賛 美 21−345
聖 書 コリントの信徒への手紙T 第12章31−13章13節(新共同訳新約 316頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「もっとも大きな賜物」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21−546
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−346(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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