ペンテコステ(聖霊降臨)主日礼拝
5月15日(日) 午前10時30分より
説 教:「約 束」
聖 書:ヨハネによる福音書14章15-27節
説教者:小野慈美牧師
聖書の神は三位一体の神です。三つの人格は、区別できますが分離できません。ちょうど、天体としての太陽(父なる神)、太陽光(子なるキリスト)、太陽からの熱(聖霊なる神)にたとえられるでしょう。一つだけを切り離して取り出すことはできません。聖霊とは、今生きて働いておられるキリストの霊だと言ってよいでしょう。きょうの聖書箇所には聖霊についての三つの約束がしるされています。
(1)永遠に共にいてくださる。「父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。この方は真理の霊である」(16節)。地上のイエスは、イエスのおられる場所でしか会うことはできませんでした。しかし、聖霊は、時間と空間を越えてあらゆるところに弁護者(助けぬし)として共にいてくださいます。
(2)主イエスの言葉を思い起こさせてくださる。「弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる」(26節)。聖霊は主イエスの言葉を人類一般に対してではなく、「今ここで」生きるあなたに語り掛ける個人的な生(なま)の言葉として思い起こさせてくださいます。
(3)平和を与えてくださる。「わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。」(27節)
@状況に左右されない平和。「平和」は、平穏無事とは違います。穏やかさはしばしば予期せぬことによって奪われます。しかし主イエスが聖霊によって約束してくださっている平和は、たとえ心が激しく揺れ動くときでも、共におられる主を信じることによって与えられる平和です。
A罪の赦しによって与えられる平和。過去に犯した具体的な失敗や罪、自分の弱さを思い、苦しくなることがあります。そのところにこそ聖霊は弁護者として来てくださり、こう言われます。「あなたの罪のために主は十字架につかれた。あなたが受けるべき責めを主が負ってくださった。だからあなたは赦された者として安心して生きていきなさい」と。
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前 奏 − 来ませ、みたまの神よ − F.Wツァハオ
招 詞 使徒言行録 第2章17−18節
賛 美 21−352
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第67編
賛 美 − おお なんという恵みよ! − ジュニア聖歌隊
教会の信仰告白
分かち合い
賛 美 21−345
聖 書 ヨハネによる福音書 第14章15−27節(新共同訳新約 197頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「約 束」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21−529
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−346(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
【ペンテコステ(聖霊降臨日)】
ペンテコステ(聖霊降臨日)は、この世に教会が誕生した記念日です。「前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい」(使徒1:4)との主イエスのお言葉通り、イースターから50日目の日曜日、約束されていた聖霊が使徒たちの上に降りました。「ペンテコステ」とは「第50番目」を意味します。エルサレムで待機していた使徒たちに、神の息吹と力である聖霊が与えられ、彼らはこの日、主イエスの証人として立ち上がったのでした。ペンテコステは、クリスマスそしてイースターと共に、教会の大切な記念すべき祝日です。
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