主日礼拝・聖餐式
7月3日(日) 午前10時30分より
説 教:「これで役に立ちますか?」
聖 書:ヨハネによる福音書6章1-15節
説教者:小野慈美牧師
いわゆる「奇跡」の中で、この出来事だけがすべての福音書に書かれています。初代協会の人々にとってこの出来事はとても大切な意味を持っていたのでしょう。実際に何が起こったのかはわかりませんが、人々を驚かす「何か」が起こったに違いありません。ただし、物理的に物体が増えたということがポイントではありません。では、私たちが聞くべきメッセージは何でしょうか。
1)わたしたちの持っているものは小くても、それを主イエスにささげるとき、主が働いてくださる。
弟子たちが、五つのパンと二匹の魚では「何の役にも立たないでしょう」と言うのは当然のことです。しかし、主イエスは「それをここに持ってきなさい」(マタイ14:18)と言われました。そして、「イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えてから、座っている人々に分け与えられた。」
五つのパンと二匹の魚しかないという現状認識は間違ってはいません。しかし、その見える現実がすべてではないのです。わたしたちが目を向けるべきなのはそのパンと魚を御手の中に受け取ってくださるお方です。パンと魚だけを見るのではなく、イエス様を信頼して見上げることです。
「どうして、わたしには、こんな大きな問題が覆いかぶさってくるのか。わたしには五つのパンと二匹の魚しかないのです。どうしたらよいのでしょうか」と思わず言いたくなる現実があります。そのような私たちに対し、「それをここに持ってきなさい」と主は言われます。「何の役にも立たないでしょう。と言うな。あなたという存在を、あなたの置かれている現実をわたしのところに持ってきなさい。わたしが責任を持つ。」その主に信頼して、御手の中に自分自身を差し出しましょう。
2)聖餐はこの出来事の再現です。私たちは、日曜ごとの礼拝で神さまからの言葉を食べ、聖餐式のたびに、恵みを食べます。聖餐式でわたしたちが口にするパンとぶどうジュースは特別なものではありませんが、それらが象徴しているのは、主イエスご自身の恵みです。十字架による罪の赦しであり、復活の命です。だから、礼拝と聖餐とを重んじましょう。食べて霊的な力をいただきましょう。
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前 奏 − 主なるキリストよ 我らにみ心をかけたまえ − G.ベーム
招 詞 詩編 第84編11−13節
賛 美 21−205
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第63編
賛 美 − わたしたちを造られた神よ − 聖 歌 隊
分かち合い
賛 美 21−549
聖 書 ヨハネによる福音書 第6章1−15節(新共同訳新約 174頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「これで役に立ちますか?」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21−512
献 金
感謝祈祷
聖 餐 式 賛 美 21−78(1,4節)
聖書朗読と感謝祈祷
配 餐
賛 美 21−55(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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