横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

先週の礼拝

主日礼拝
7月17日(日)　午前10時30分より
説　教：「わたしもあなたを罰しない」
聖　書：ヨハネによる福音書8章1-11節
説教者：小野慈美牧師

(序)罠　主イエスに敵意をいだくユダヤ人指導者たちが、イエスを罠にかけるため、姦通の現場でとらえた女性を連れてきて尋ねました。「先生、こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。ところで、あなたはどうお考えになりますか」(8:4-5)。�@｢赦しなさい」と言えば､｢それは律法に反する｣と訴えられる。�A逆に「律法の通りにこの女に石を投げなさい」と言えば、イエスのそれまでの言動と矛盾することになり権威が失墜する。どう答えても主イエスの立場は悪くなります。
(1)裁く者たちへの問いかけ　すると主イエスは「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」(7)と言われました。この言葉によって、問う者と問われる者との立場が逆転しました。この問いは、人々を一気に神の前に引き出したのです。神の前に立たされるとき、皆罪人であり、指導者たちと女性との間の区別は無くなりました。「これを聞いた者は、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと、真ん中にいた女が残った」(9)｡さすがに彼らは神の前で「わたしは罪を犯したことはありません」とは言えず立ち去ります。しかし、彼らの主イエスに対する怒りはますます大きくなっていき、復讐心は膨れ上がっていったでありましょう。
(2)裁かれる者への語り掛け　主は女性に告げます。�@「わたしもあなたを罪に定めない」(11)｡主は、正義をあいまいになさったのではありません。しかし、律法厳守にまさるものがある。それは憐みだ。表面的な正義を執行して女性を裁くのではなく、何とかして救おうとされた。ただし、そこには大きな犠牲が伴うことを覚悟しておられた。この女性を守った事が、主イエスが十字架につけられる一因になったのです。�A｢これからはもう罪をおかしてはならない」(11)。傷のある者として自暴自棄になって、誇りを失った生き方をしてはならない。神に赦され愛されている者として生きて行きなさい。
｢こんな過去がある自分はもうだめだ｣という者をも、主イエスは命がけで生かそうとなさいます｡この救い主の愛を伝える命の言葉が、今、ここに届けられています。他ならぬあなたのために。

※礼拝視聴にはパスワードが必要となります。お申し込みは　こちら


画面内のフルスクリーンをクリックすると全画面になります。escキーで元に戻ります↑
Tweet

前　 　奏　　　− 天にまします我らの父よ −　シャイデマン
招　 　詞　　　ローマの信徒への手紙 第１２章９−１１節
賛　　　美　　　２１−３５１（１,３,４節）
主の祈り
交　読　文　　　交読詩編 第６７編
賛 美　　　− ときは今 −　 　　　　　　　　　　　　　　ジュニア聖歌隊
分かち合い　　　
賛　　　美　　　２１−５４９
聖　　　書　　　ヨハネによる福音書 第８章１−１１節　　 （新共同訳新約 180頁）
祈　　　祷　　　
黙　　　想　　　　
説　　　教　　　「わたしもあなたを罰しない」　　　　　　　　 小野 慈美 牧師
祈　　　祷
賛　　　美　　　２１−４３３
献　　　金　
感謝祈祷
賛　　　美　　　２１−５５（アーメン）
祝　　　祷　　　　　　　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　 小野 慈美 牧師
後　　　奏

キャンプファイヤーの夕べ
7月17日(日)18時〜19時半、成人科主催の「キャンプファイヤーの夕べ」が行われました。天候に恵まれ、幼児から大人まで、奉仕者・参加者を合わせ108名が参加し、楽しい交わりの時を持つことができました。