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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2017年3月5日

先週の礼拝

主日礼拝(受難節第1主日)・聖餐式
3月5日(日) 午前10時30分より
説 教:「解き放つことば」
聖 書:ルカによる福音書4章31-44節
説教者:小野慈美牧師

「イエスが、『黙れ。この人から出て行け』とお叱りになると、悪霊は・・・出て行った。」(ルカ4:35)
福音書には、主イエスが悪霊を追い出すという出来事がたびたび出てきます。「悪霊とは、心理学や精神医学を知らなかった古代人の素朴な理解なのだろう」、あるいは「当時は、理解しがたいことを何でも悪霊のせいにしたのであろう」と合理的に解釈することもできます。
しかし、「人間を神様の愛から引き離し、また、人と人との間に分裂を引き起こす闇の力」と理解するならば、悪霊とは、今でもきわめてリアルな存在であると言えます。必ずしも、この聖書の個所のような現象を伴って現れるわけではありません。むしろ、姿を隠して、人々の価値観に働きかけ、まことの神から引き離そうとします。また、ユーモアを奪い、代わりに、互いに裁き合う心を増幅するのです。それに対して主イエスがもたらすのはまことのユーモアです。失敗を犯さざるを得ない人間の弱さや欠点に対する優しさであり、人間を赦し、生かすのがユーモアです。
「この人から出て行け」という言葉は、人間をがんじがらめにしている自己否定、他者否定の裁きの鎖を断ち切る解放のことばです。“確かにあなたは罪を犯した。弱さをかかえている。しかし、それにもかかわらず、神様はあなたを愛することをおやめにならない。”これが福音の結論であり、真のユーモアです。主イエスは、一方では、人間が隠しておきたい罪の現実を照らしつつ、他方、それを責め立てるのではなく、暖かく包み、赦すのです。それが、主イエスの十字架の意味です。
悪霊は、何とかしてわたしたちを神様の愛から引き離そうとして、責めたてます。
「あのこと、このことはどうなのだ。過去のあの過ちはどうなのだ。それでも神の前に立つことができるのか。キリスト者と言えるのか。神に愛されるにはふさわしくないではないか」と。
それに対して、主イエスは「だまれ、この人は、わたしの十字架によって罪赦されたものだ。もはや、お前の支配下にはいない。この人から、出ていけ」と、今も、権威をもって語ってくださっています。

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前   奏   - Prelude - J.S.Bach
招   詞   ヨハネの手紙Ⅰ 第4章18-19節
賛   美   21-152 みめぐみ深き主に
主の祈り
交 読 文   交読詩編 第8編
賛   美   - 神の国の命の木よ -           聖 歌 隊
分かち合い   
賛   美   21-314(1,2,5節) 神の国の命の木よ
聖   書   ルカによる福音書 第4章31-44節   (新共同訳新約 108頁)
祈   祷   
黙   想    
説   教   「解き放つことば」             小野 慈美 牧師
祈   祷
賛   美   21-475 あめなるよろこび
献   金 
感謝祈祷
聖 餐 式   賛 美  21-78(1,2,4節) わが主よ、ここに集い
        聖書朗読と感謝祈祷
        配 餐
賛   美   21-88(アーメン) 心に愛を
祝   祷                         小野 慈美 牧師
後   奏

礼拝堂正面のイエス様Soshin Baptist Church捜真バプテスト教会

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