主日礼拝(受難節第2主日)
3月12日(日) 午前10時30分より
説 教:「神はあなたがたの中に」
聖 書:コリントの信徒への手紙I 14章20-25節
説教者:菊池美穂子神学生
パウロは、かつて自分が牧会していた愛する教会が、今、仲たがいをし、一つになれないことを知り、手紙を書きました。「愛は忍耐強い。愛は情け深い。……すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える」(13:4,7)。愛に生きるように。そして、この最も大切な愛に生きることと同じくらい大切なこととして、預言をすることを勧めました。預言は、「人を造り上げ、励まし、慰めます」(14:3)。
預言を語り、本当の礼拝をするなら、その人たちの姿を見て、まだ信じていない人が、罪に向き合い悔改め、神を礼拝するようになるのです。それは、そこで神御自身が働かれるからです。皆が寄って集ってその人の罪を指摘して裁くからではありません。人間の言葉にそういう力はありません。礼拝をするということは神を神とすること。それは、私たちが神になるのではなく、私たちが本物の罪人になることです。それが、預言を語るということです。
私が捜真教会で教会生活をする中で最も心を動かされたのは、何よりも礼拝に出ることを大切にして、良い時にも悪い時にも、礼拝に出席し続ける皆さんの姿です。多くを語らなくても、その姿が一番大切なことを教えてくれました。皆さんがじっと御言葉を聞いて、自分の罪に向き合って、じっと耐えておられる。主イエスの言われた通りに生きようと戦っておられる。その姿を見た時、自分の罪に気付くことができました。そして、ここに神がおられると思いました。じっと聞いて、じっと耐える。これが、パウロが教えようとしていた愛に生きることです。そして、十字架に向かわれた主イエス・キリスト御自身の姿です。
「神はあなたがたのうちにおられます。」今、教会は混乱しているようにしか見えないかもしれないけれども本当に確かなことは、死んで甦られた主イエス・キリストは、バプテスマを受けた一人一人のうちにおられるということです。主御自身もそう約束してくださっています。「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人のうちにいる」(ヨハネ6:56)
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前 奏 - Prelude- J.S.Bach
招 詞 詩編 第51編18-19節
賛 美 21-51 愛するイェスよ
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第50編
賛 美 - 主よ来てください 風になって - 聖 歌 隊
献 児 式
分かち合い
賛 美 21-314(1,2,5節) 神の国の命の木よ
聖 書 コリントの信徒への手紙Ⅰ 第14章20-25節(新共同訳新約 318頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「神はあなたがたの中に」 菊池 美穂子 神学生
祈 祷
賛 美 21-78 わが主よ、ここに集い
献 金
感謝祈祷
賛 美 21-88(アーメン) 心に愛を
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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