主日礼拝(受難節第3主日)
3月19日(日) 午前10時30分より
説 教:「決断を与える言葉」
聖 書:ルカによる福音書5章1-11節
説教者:小野慈美牧師
卒業式を意味するcommencementという英語は、本来は「開始」という意味です。卒業は、一つの段階を終えることですが、同時に新しい始まりでもあるからです。きょうの聖書の個所は、ペテロにとってのcommencementでした。自分の考えで何とかしようとする生き方から、主の言葉に従う生き方への旅立ちだったのです。ここから三つのことを学びたいと思います。
1)主のお言葉であれば、それが不合理だと思えても、従うこと
主イエスの「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」(4)という言葉に対し、ペテロは「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした」(5)と答えました。夜通し漁をしたのは、この時期は、日中は魚は取れないからです。自分としてはやるべきことはやった。もう手は尽くした。他にできることがあるとは思えない。しかし主は言われる。「日中である今、網を降ろしてみなさい」と。今までとは全く違うやり方であり、ペテロには納得がいきませんでした。しかし、彼は、自分の考えに固執せずに、「しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」(5)と従いました。信仰とは、お言葉に信頼してとにかく網をおろしてみること、具体的に歩み出すことです。
2)主のお言葉であれば、自分が不適格だと感じても、しり込みせずに従うこと。
主イエスの言葉に従ったときに、「おびただしい魚がかかり」(6)ました。恐れをいだき、「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです」(8)と言ったペテロに対して、主イエスは「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる」(10)と言って、彼を弟子として招かれました。主のお言葉であるならば自分の考えでふさわしいかどうかを決めるべきではないのです。
3)今も主はわたしたちに語っておられる。(自分に対する主の導きを知る方法)
①聖書による語りかけ、礼拝のメッセージ ②聖霊の語りかけ、内面的な促し ③状況による導き
主の導き方は、人によっても違うし、同じ人であってもそのときどきでさまざまです。あなたに対する主のお言葉を求めて祈りましょう。そして、お言葉ならば、従いましょう。
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前 奏 - われは心より願う - ブラームス
招 詞 エレミヤ書 第31章33節
賛 美 21-149 わがたまたたえよ
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第87編
賛 美 - 感謝、主に感謝 - ジュニア聖歌隊
献 児 式
分かち合い
賛 美 21-314(1,3,5節) 神の国の命の木よ
聖 書 ルカによる福音書 第5章1-11節 (新共同訳新約 109頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「決断を与える言葉」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21-516 主の招く声が
献 金
感謝祈祷
賛 美 21-88(アーメン)心に愛を
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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