横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

先週の礼拝

主日礼拝
6月11日(日)　午前10時30分より
説　教：「不思議な選び」
聖　書：ルカによる福音書6章12-19節
説教者：小野慈美牧師

主イエスは、あるとき徹夜で祈って、弟子集団の中から12人を選んで｢使徒｣と名づけました。イスラエル12部族にちなんで新しいイスラエルである教会を示しています。12使徒の背景は様々でした。
シモン、アンデレ、ヤコブ、ヨハネは漁師でした。熱心党のシモンは武力をもって、ローマの支配からの解放を求める過激派であり、マタイはローマの手先となって税金を集めていました。使徒たちの選びは、外面的には一貫した根拠があったとは思われない「不思議な選び」でした。
不思議な選び①：選びの根拠はわからないが、目的ははっきりしている。→愛の実を結ぶため
｢あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと… 互いに愛し合いなさい。これがわたしの命令である｣(ﾖﾊﾈ15:16-17)。弟子たちと同様わたしたちも主イエスに愛され選ばれました。それはわたしたちが互いに愛し合うためです。愛するとは「自分とは異質な人をも受け入れること」です。
不思議な選び②：選ばれた側に根拠はない→高慢になることから守られる
｢あなたがたが召されたとき･･･人間的に見て知恵のある者が多かったわけではなく、能力のある者や、家柄のよい者が多かったわけでもありません。ところが、神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者を選ばれました。･･･それは、だれ一人、神の前で誇ることがないようにするためです｣(Ⅰｺﾘﾝﾄ1:26-29)｡
わたしたちがキリスト者になったのは、自分の側に選ばれるにふさわしい何かがあったからではないのですから、決して誇ってはなりません。同時に、キリスト者でない人たちをさげすんではなりません。不思議な選びによって信仰を与えられたことの恵み、ありがたさを忘れないでいることです。
不思議な選び③：「弟子」の肩書は生涯奪われることはない。→ 卑屈になることから守られる
わたしたちが生涯を終えるときの、真の慰めは何でしょうか。肩書でも、自分がなした数々の業績でもありません。不思議な選びとは、一方的な恵みであり、だれも奪い取ることはできないのです。

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前　 　奏　　　－ ちいさなかごに －　二俣松四郎
招　 　詞　　　哀歌 第３章２２－２３節
賛　　　美　　　２１－１６ われらの主こそは
主の祈り
交　読　文　　　交読詩編 第１０３編１－１３節
賛　　　美　　　－ 主の息から漏れるものは何もない －　　　　聖　歌　隊
分かち合い　　　
賛　　　美　　　２１－３４４ 聖霊の神、きよき愛よ
聖　　　書　　　ルカによる福音書 第６章１２－１９節　　 （新共同訳新約 112頁）
祈　　　祷　　　
黙　　　想　　　　
説　　　教　　　「不思議な選び」　　　　　　　　　　　　　　小野 慈美 牧師
祈　　　祷
賛　　　美　　　２１－５４２ 主が受け入れてくださるから
献　　　金　
感謝祈祷
子ども祝福式
賛　　　美　　　２１－３４６（アーメン） 来たれ聖霊よ
祝　　　祷　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小野 慈美 牧師
後　　　奏
日本聖書協会よりアピール

6月11日(日)は花の日･子どもの日です。例年通り、当日の主日礼拝において、子ども祝福式を実施しました。