横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

先週の礼拝

主日礼拝・聖餐式
9月3日(日)　午前10時30分より
メッセージ：「御言葉の権威」
聖　書：ルカによる福音書7章1-10節
説教者：小野慈美牧師

「御言葉(みことば)」とは、聖書に書かれている文字としての言葉ではなく、聖書から与えられる神からの語り掛け、説教を通して解き明かされるメッセージ。神様の御意思。それが「御言葉」です。
病気になった部下を癒して欲しいと願い出た百人隊長の姿から、三つのことがらを学びましょう。
(1)謙遜：彼の行動は一見矛盾しています。「部下を助けに来てくださるよう頼んだ」(3)のに、イエス様が来てくださるということを知ると、「主よ、御足労には及びません」(6)と言っています。ユダヤ人は、異邦人の家に入ると穢れるという宗教的な意味もあったでしょう。しかし、主イエスの権威を見抜いていた彼は、お願いすること自体恐れ多いことだけれど、さらには、自分は主イエスにわざわざ足を運んでいただくような値打ちのない者だという思いを持っていました。これはわたしたちの神様に対する感覚を代表しています。神様に祈りたい。しかし、自分にそんな資格があるとは思えない。その矛盾した思いを乗り越えさせるものは何か。それが御言葉に対する信頼です。「神様は依り頼む者に対して真実であられる」という御意志への信頼です。
(2)御言葉への信頼：「ひと言おっしゃってください。そして、わたしの僕をいやしてください」(7)｡
「使いに行った人たちが家に帰ってみると、その部下は元気になっていた」(10)｡
主イエスが「僕は癒される」という意味の言葉を直接語ったとは記されていません。つまり、ここでは「あなたのしもべは癒される」という主イエスの御意思が「御言葉」なのです。このことはわたしたちにとっても大きな励ましとなります。わたしたちも主イエスを直接見ることはできませんが、「御言葉」の権威と力に信頼するときに、主が働いてくださるのです。
(3)とりなしの信仰：この出来事では、病人本人の信仰ではなく、とりなす人の信仰が尊重されています。あなたに力はなくても、あなたが祈るお方には力があります。それゆえにあなたの祈りには力があるのです。御言葉の持つ権威、力を信頼して、とりなしの祈りをしましょう。
「何事でも、神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。」(1ﾖﾊﾈ5:14)

※礼拝視聴にはパスワードが必要となります。お申し込みは　こちら


画面内のフルスクリーンをクリックすると全画面になります。escキーで元に戻ります↑
Tweet

前　 　奏　　　－ 神の時 －　バッハ
招　 　詞　　　ローマの信徒への手紙 １２章１６－１８節
賛　　　美　　　２１－５５ 人となりたる神のことば
主の祈り
交　読　文　　　交読詩編 第９０編１－１２節
賛　　　美　　　－ 力のみ神よ －　　　　　　　　　　　　　　　聖　歌　隊
分かち合い　　　
賛　　　美　　　２１－１１９ 力のみ神よ
聖　　　書　　　ルカによる福音書 第７章１－１０節　　　　（新共同訳新約 114頁）
祈　　　祷　　　
黙　　　想　　　　
説　　　教　　　「御言葉の権威」　　　 　　　　　　　　　　　小野 慈美 牧師
祈　　　祷
賛　　　美　　　２１－５６０ 主イエスにおいては
献　　　金　
感謝祈祷
聖　餐　式　　　賛　美　　２１－４１１（１,２節） うたがい迷いの
　　　　　　　　聖書朗読と感謝祈祷
　　　　　　　　配　餐
賛　　　美　　　２１－１４８（１節,頌栄）（アーメン） 全地よ、主に向かい
祝　　　祷　　　 　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　小野 慈美 牧師
後　　　奏