主日礼拝
9月17日(日) 午前10時30分より
メッセージ:「軽やかな愛」
聖 書:ローマの信徒への手紙13章8-10節
説教者:小野慈美牧師
「だれに対しても、何の借りもあってはいけません。ただし、互いに愛し合うことについては別です。」(ローマ13:8 新改訳聖書)
金銭の借りはきちんと返さなければいけませんが、愛の負債だけは別です。つまり、与える側からすれば、与えっぱなしでいなさい。受ける側からいえば、愛は受け取るだけでよいということです。
<軽やかな愛>
①軽やかな愛とは、相手に負担を与えない愛です。
自分の貸した愛を覚えていて「いつお返しがあるか」と待ち構えているのは、愛ではなく取引です。またお世話に対する感謝を求めるのは、お世話される側にとっては、重荷です。親がこどもを育てるときにも、親の期待通りでなければ愛してもらえないというプレッシャーを子どもに与えていることがあります。このように、相手に「借りを返さなければいけない」というような義務感、負担感を感じ続けさせるのは「重苦しい愛」です。
②軽やかな愛とは、自分自身も与えた愛から自由でいられる愛です。
相手に貸しがあるという意識を持っている限りは、借りを返してもらわないと落ち着けません。このような態度は、愛を与えた自分をも重苦しくします。軽やかな愛は、与えること自体を喜び、貸したものを取り戻そうとしない愛です。「受けるよりは与えるほうが幸いである」(使徒20:35)。
<軽やかな愛に生きるには>
①主イエスを見上げる。
主は、裏切られ、逆恨みされ、悪者にされたにもかかわらず、人々を赦しました。だから、わたしたちが報われない愛を経験するとき、主イエスはわたしたちの気持ちを良く理解してくださいます。そして、恩知らずなあの人のためにも主イエスは十字架についてくださったことを知ることです。
②自分自身が主イエスに対して大きな愛の負債があることを自覚する。
実は、わたしたち自身が主イエスに対しては恩知らずです。にもかかわらず、主イエスは愛の負債を返すことをお求めになることなく、軽やかな愛でわたしたちを愛し続けてくださいます。
わたしたちは、この無条件の愛によって愛されていることを知るときに、他の人に対して軽やかな愛に生きることが可能になります。軽やかな「愛は律法を全うするのです」(ローマ13:10)。
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前 奏 - 天にまします我らの父よ - ブクステフーデ
招 詞 詩編 第103編11-13節
賛 美 21-51 愛するイエスよ
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第148編
賛 美 - 私はこの水に洗われて - ジュニア聖歌隊
分かち合い
賛 美 21-119 力のみ神よ
聖 書 ローマの信徒への手紙 第13章8節-10節(新共同訳新約 293頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「軽やかな愛」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21-486 飢えている人と
献 金
感謝祈祷
賛 美 21-148(3節,頌栄)(アーメン) 全地よ、主に向かい
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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