主日礼拝(創立69周年記念)
9月24日(日) 午前10時30分より
メッセージ:「大丈夫だよ」
聖 書:ルカによる福音書7章36-50節
説教者:小野慈美牧師
罪の重荷に苦しむ「一人の罪深い女」がいました。彼女は、いまさら人生をやりなおすことなどできない、こんな自分は神から見捨てられて当然だと思っていました。ある日主イエスの話を聞きました。「神様はあなたを見捨てておられない。あなたにも心をかけていてくださる。」主イエスのこの言葉が、彼女の心の最も深いところに響き、感謝と喜びがあふれてきました。主イエスがファリサイ派のシモンの家にいると聞いてやってきて、主イエスの足を涙でぬらして自分の髪の毛で拭い、足に接吻し香油を塗りました。これは、最高の感謝と敬意の表現でした。
ファリサイ派の人にとって、罪人と接触することは宗教的に穢れることを意味するので、シモンは「この人がもし預言者なら、自分に触れている女がだれで、どんな人か分かるはずだ。罪深い女なのに」(39)と主イエスを心の中で非難しました。それを見抜いた主イエスはシモンに問います。「ある金貸しから、二人の人が金を借りていた。一人は五百デナリオン、もう一人は五十デナリオンである。二人には返す金がなかったので、金貸しは両方の借金を帳消しにしてやった。二人のうち、どちらが多くその金貸しを愛するだろうか」(41,42)。シモンは、「帳消しにしてもらった額の多い方だと思います」(43)と答えました。借金は神に対する人間の罪を示しています。どんなに借金があっても「帳消し」なのであれば、借金の多い少ないを比べることは無意味になります。ところが、自分は借金が少ないと思っている人間ほど、高慢になり神の愛を喜ぶことができないものです。主イエスは人間の弱さや不完全さのゆえに犯す過ちに対しては、とても寛容であられます。罪を是認するのではありませんが、罪に苦しむ人間を何とか救いたいと願っておられるのです。一方、このシモンのように、自分が赦される必要の無い者であるかのようにして、他人を糾弾し裁く態度に対しては、主イエスは厳しく迫ります「そういうあなたも赦されねばならない人間ではないか。そのことに気づいてほしい」と。
主イエスは女に言われました。「あなたの罪は赦された。あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。」(48、50)。この言葉は、わたしたちにも向けられています。「あなたの罪はわたしの十字架によって帳消しにされた。それを信じるなら、安心してよい。大丈夫だよ」と。
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前 奏 - 来たれ聖霊、主なる神 - M.ヴェックマン
招 詞 ヨハネによる福音書 第4章14節
賛 美 21-390 主は教会の基となり
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第15編
賛 美 - とびだすイェスさま - キッズクワイア
分かち合い
教会の信仰告白
賛 美 21-119 力のみ神よ
聖 書 ルカによる福音書 第7章36節-50節 (新共同訳新約 116頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「大丈夫だよ」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21-459 飼い主わが主よ
献 金
奉 献 唱 - われら神に感謝せん - 聖 歌 隊
感謝祈祷
賛 美 21-148(4節,頌栄)(アーメン) 全地よ、主に向かい
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
<捜真バプテスト教会の創立>
1948年9月26日午前10時30分、120名の出席者により、捜真女学校校舎において初めての礼拝が献げられました。礼拝後、創立記念愛餐会と教会設立委員会が持たれ、名称を「捜真教会」とすること、主任牧師に千葉勇師、副牧師に森島卯之助師が就任すること、また執事等の選任がなされました。こうして福音宣教の業が始まりました。
その後、1955年5月29日に現在の栗田谷の地に会堂を建設し、今日に至っています。
創立69周年記念礼拝集合写真
〒221-0804
神奈川県横浜市神奈川区栗田谷42-43
TEL 045-323-2967
FAX 045-323-3979