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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2017年10月22日

先週の礼拝

主日礼拝
10月22日(日) 午前10時30分より
メッセージ:「忍耐によって英知は加わる」(箴言14:29)
聖 書:創世記26章15-22節
説教者:佐藤和久師

アブラハムの子イサクの話をいたします。イサクはあまり目立たない人物で創世記26章にだけその名が出て来るのですが、私は中学校2年の時初めてその名を知りました。当時は戦時色一色の時代でしたから、「イサクって何てはきのない人だろう」くらいにしか思いませんでした。彼は父アブラハムと同じに羊飼いをしていましたが大飢饉に見舞われ草や水を求めて彷徨い、父と同じようにエジプトに逃れようとしますが、神様はそれをお赦しにならず、「あなたはこの地に寄留するならばわたしはあなたと共にいてあなたを祝福する」と仰います。当時イサクはエジプトにはまだまだ遠いゲラルにおり、そこはペリシテ人の地域で族長アビメレクが治めていました。ペリシテ人達はイサクが来る前に父アブラハムがその辺にいたときに掘ったいくつかの井戸をみな塞いで役に立たなくしてしまいました。やむなくイサクは父の井戸を掘り直しそれに父が付けたと同じ名を付け所有権を主張しそれ以外にも井戸を掘りました。羊飼いにとって水は何よりも大切な命そのものを示すものです。ペリシテ人はそれに対抗して「この水は我々のものだ」というのです。イサクは新しい井戸にエセク(争い)と名を付けそのあといくつかの井戸を掘ったところにまたしてペリシテ人が来て争いが生じたので、その井戸にはシトナ(敵意)と名を付けてその地を去り、さらにペリシテの領地から離れたところにもう一つ井戸を掘り当て、これにレホボト(広い場所)と名付け、「今や、主は我々の繁栄のために広い場所をお与えになった。」と感謝の祈りを致しました。井戸に付けられた名称を考えてみましょう。「この水は我々のものだ」と争われたので、井戸の名をエセク(争い)さらに別の井戸ではより激しく攻めたてて来たのでシトナ(敵意、不和)と名付け、やっと争いがなくなったところで掘り当てた井戸にはその名をレホボト(広い場所、自由の地)と呼んで神様に心からの感謝の祈りと賛美を捧げました。イサクが「今や、主は我々の繁栄のために広い場所をお与えになった」とは命の水を与えられた感謝の祈り以外の何ものでもありません。譲歩を余儀なくされ、労苦そのものの経験を繰り返したイサクは、いまや艱難の末に、広い場所・自由の地として大きなオアシスを与えられたことを感謝するのです。決して争わず耐えて耐えて井戸を掘り続けたイサクこそ真実の強さを持つ主の僕ではないでしょうか。

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前    奏   - 天にまします我らの父よ - シャイデマン
招    詞   イザヤ書 第30章19節
賛   美   21-25 父・子・聖霊に
主の祈り
交 読 文    交読詩編 第100編
賛   美   - 主イエスは祈られた「われらの父よ」 -      聖 歌 隊
分かち合い   
賛   美   21-377 神はわが砦
聖   書    創世記 第26章15節-22節     (新共同訳旧約 40頁)
祈   祷
黙   想
説   教   「忍耐によって英知は加わる」(箴言14章29節)  佐藤 和久 師
祈   祷
賛   美   21-394 信仰うけつぎ
献   金
感謝祈祷
賛   美   21-346(アーメン) 来たれ聖霊よ
祝   祷                             佐藤 和久 師
後   奏

礼拝堂正面のイエス様Soshin Baptist Church捜真バプテスト教会

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