主日礼拝(召天者記念)
10月21日(日) 午前10時30分より
メッセージ:「天の故郷」
聖 書:ヘブライ人への手紙11章1-3節、13-16節
説教者:小野慈美牧師
神が天地万物を創られ、わたしたち一人一人を創られました。大げさに聞こえるかもしれませんが、神様が天地万物を創造なさったのは、あなたを創るためであったとも言えるのです。そしてそのあなたが神様との交わりの中に生きることこそが神様の壮大なご計画です。わたしたちを創られた方の御心を知って生きることが「天の故郷」を熱望する者の生き方です。
「天の故郷を熱望していた」(16)旧約の信仰の先達は、具体的にどのような生き方をしたのでしょうか。
①「天の故郷を熱望する人」とは、神から与えられた使命に生きる人です。
彼らは「地上ではよそ者であり、仮住まいのものである」(13)と書いてありますが、それは、浮世離れした、現実逃避的な生き方を意味するのではありません。むしろ、地上の生を神から与えられた使命として一生懸命生きるのです。職業を離れても、なお、置かれた場所で神と人を愛し、仕える生き方はできます。そして、最後まで、執り成しの祈りという尊い使命が失われることはありません。
②「天の故郷を熱望」する人とは、この世のことがらを相対化できる人です。
地にしっかり足をつけて生きていきながら、この世での成功や栄誉を最終的な目的としないのです。もちろん、神に従って一生懸命生きた結果、それらを与えられることはあるでしょう。しかし、最終的な目標は、神に栄光を帰すること、神が喜んで下さることを地上においても求めていくことです。
逆に言えば、この世の栄誉を受けたとしても、神に喜ばれないような手段やプロセスによって獲得したのだとするならば、それは天の故郷を熱望している人間の生き方ではないのです。
③「天の故郷を熱望」すると人は、タラントンのたとえ(マタイ25:14-30)の「良い忠実な僕」(21,23)のような人です。多くのタラントンを与えられる人もあれば、少ないタラントンを与えられる人もあります。しかし、いずれであれ、主人から託されたタラントンを大事にして、主人に喜んでいただこうと一生懸命生きるのです。そのとき、働きの大きさに関係なく、主人から「良い忠実な僕」と呼んでいただけます。神様はえこひいきなさいません。「だから、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません。」天の故郷を熱望するならば、誰でも神の国の栄誉ある住人として認められるのです。
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前 奏 - 主はわが命 - J.G.ヴァルター
招 詞 ヘブライ人への手紙 第12章1-2節
賛 美 21-382(1,4,5節) 力に満ちたる
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第103編1-13節
賛 美 - 小さな石を - ジュニア聖歌隊
召天者記念式
分かち合い
賛 美 21-140(1,3,4節)み神のすまいは
聖 書 ヘブライ人への手紙 第11章1-3節、13-16節
(新共同訳新約 414-415頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「天の故郷」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21-385 花彩る春を
献 金
感謝祈祷
賛 美 21-25 父・子・聖霊に
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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