主日礼拝・七五三祝福式
11月11日(日) 午前10時30分より
メッセージ:「子育てと親育ち」
聖 書:コリントの信徒への手紙Ⅰ 3章4-7節
説教者:小野慈美牧師
パウロは伝道旅行の中で、コリントに教会を立て上げました。その教会の生みの親として手紙を書いたのですが、パウロの言葉は子育てにも当てはまります。
(Ⅰ)「分に応じて」(5):パウロは自分の限界と役割とを自覚していました。
①親も自分の限界をわきまえることが大切です。人間がどうにもできないことまで、何とかしようとすると深刻になります。こどもは親の所有物ではありません。「我が子」ではあるけれども、神様がお創りになった独自の人格を持つ尊い存在ですから、親の思い通りにしようとしないことが大切です。子どもには神様が成長する力を与えてくださっていることを親こそが信じてあげましょう。
②祈ること。親として、どのようにするのが良いかわからなくなる時は、「神様あなたがこの子を導いてくださるようお願いします」と祈ることです。これは、親の責任をいいかげんにすることではありません。親であっても限界があることを認めることです。
(Ⅱ)パウロはアポロと功績を競うことをしませんでした。あくまでも、「成長させてくださったのは神」(6)だからです。パウロは比較から自由でした。
①親自身が比較から自由になることが大切です。人が生きていくときに、比較によって絶えず序列や優劣がつけられ、評価がされます。しかし、それらの評価が人間の絶対的価値ではないのだという視点が大切です。神様は、どの人をも固有の大切な存在として見ていてくださいます。比較はされても比較にしばられないで生きることができます。親としては「こどもに苦労をさせたくない。だから、少しでも良い学校へ入れて、収入のある職業につかせたい」という気持ちはよくわかります。しかし、親が子どものためと思っていることは、本当に子どものためなのでしょうか。子どもに対する評価によって親自身が評価されると感じるので、子どもの評価を上げることによって親自身が誇りたいと思っていませんか。それは親の満足のためにこどもを利用することになります。
②子育ては60点でいいのです。完璧な子育てができている親はいません。「100点の子育て」を目指すと、絶えず自責の念にかられます。そこから逃れるために、言い訳をしたり、責任転嫁をしたくなります。自分が不完全であることを、率直に認め、神様の赦しと助けをいただきながら子育てをしていきましょう。それが親としても成長する鍵です。
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前 奏 - み翼の陰に - チョ スク ジャ
招 詞 箴言 第5章1-2節
賛 美 21-4(1,3,6節) 世にあるかぎりの
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第106編1-5節
賛 美 - 朝 静かに - 聖 歌 隊
七五三祝福式
賛 美 21-470 やさしい目が
分かち合い
聖 書 コリントの信徒への手紙Ⅰ 第3章4-7節(新共同訳新約 302頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「子育てと親育ち」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21-484(1,2,4節) 主われを愛す
献 金
感謝祈祷
賛 美 21-25 父・子・聖霊に
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
礼拝内にて七五三祝福式が行われました。23名のお子様が祝福の祈りを受けました。
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