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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2018年11月25日

先週の礼拝


主日礼拝
11月25日(日) 午前10時30分より
メッセージ:「いさぎよい決断」
聖 書:ルカによる福音書14章25-35節
説教者:小野慈美牧師

♦主イエスは、弟子となるために、厳しい条件を示されました。
①「父、母、妻、子供、兄弟、姉妹を、更に自分の命であろうとも、これを憎まないなら、わたしの弟子ではありえない」(26)。この言葉は、十戒の「あなたの父と母を敬いなさい」という教えとは相いれないと感じます。ただし、ここでの「憎む」とは、憎悪することではなく、家族や自分を、主イエスに従うことの上に位置付けるなということです。むしろ、主に従うことの中でこそ、家族との関係も本来のあり方を保つことができるのです。主イエスは、家族などどうでも良いと言っておられるのではありません。神様とのきずなこそ、根源的なものです。家族を神様から与えられた賜物として受け止め直すときに、家族を私物化する罪から守られ、最も身近な隣人として正しい意味で愛することができるのです。
②「同じように、自分の持ち物を一切捨てないならば、あなたがたのだれ一人としてわたしの弟子ではありえない」(33)。「持ち物」とは物質的なものだけではありません。高い地位にあった人が、退職して「普通の人」としての自分を受け容れるのは決してたやすいことではありません。過去の栄光に縛られているからです。「一切捨て」るとは、どぶに捨てることではありません。持ち物に執着しないということです。すべては与えられたものなのだから、与え主にいつでもお返ししていく心備え、潔さ(いさぎよさ)が必要です。持ち物にしばられると不自由になり、神様から与えられている私たち本来の生き方を妨げてしまうのです。
「塩気がなくなる」(34)とは神様によって創られた人間の本性を失うことです。料理で、塩が自己主張をしていたら本来の味を出すことができないように、人間も神に従ってこそ本来の生き方ができるのです。
♦主の弟子になることは、歯を食いしばって、悲壮な決断をするということではなく、喜びにつながるものです。あこがれの国に行きたければ、他のことを控えてでもその旅行の実現のために準備します。そこには忍耐や困難も伴いますが、苦痛ではありません。なぜなら、より大きな喜びのためであるからです。
♦主イエスに従うことは負けるという形を取ることもあります(32)。自分の思いよりは、神の御心が成る方が良いからです。それを知っていれば、表面的に負けても屈辱感を味わわなくても済みます。それは早々とあきらめたり、戦いをやめてしまうことではありません。主イエスから本当に求められていることは何か、自分が最も良く用いていただける生き方は何なのかを最優先する潔い決断ができるよう祈りましょう。

■礼拝の配信はありません。


前   奏   - ただ汝のみ、主イエスキリストよ - J.パッヘルベル
招   詞   詩編 第31編24-25節
賛   美   21-7(1,3,5節)ほめたたえよ、力強き主を
主の祈り
交 読 文    交読詩編 第21編1-8節
賛   美   - 刈り入れの主を -            聖 歌 隊
分かち合い       
賛   美   21-225 すべてのものらよ    
聖   書    ルカによる福音書 第14章25-35節 (新共同訳新約 137頁)
祈   祷   
黙   想    
説   教   「いさぎよい決断」             小野 慈美 牧師
祈   祷
賛   美   21-504(1,3,4節)主よ、み手もて
献   金 
感謝祈祷
賛   美   21-25 父・子・聖霊に
祝   祷                         小野 慈美 牧師
後   奏


<教会・伝道所・集会所支援の日>
日本バプテスト同盟では、今年度、11月25日を「教会・伝道所・集会所支援の日」と定めました。日本バプテスト同盟の群れとして互いに支え合い、その働きを覚えて祈りましょう。

<教会大掃除>
礼拝後、大掃除とアドベント準備(クリスマスの飾りつけ)を行いました。

礼拝堂正面のイエス様Soshin Baptist Church捜真バプテスト教会

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