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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2019年7月21

2019/7/21の礼拝

主日礼拝
7月21日 午前10時30分より(壮年会担当礼拝)
メッセージ:「神の憐れみ」
聖書:ヨナ書1章1-2節
説教者:川邊眞吉兄

 ヨナ書は、旧約の時代の福音を証しする珍しい書であると言われています。この書は救い主イエス・キリストの到来を示唆し、人間の罪の赦しが与えられることを示しています。それは他の預言書とは違った仕方で聖霊の導きによって記されています。
 ヨナ書は、神とのかけ合いから始まり最後に議論で終わる書物で、起承転結に分かれています。第1章(起):ヨナは、特別な使命を与えられるが、ヨナはそれを拒んで逃亡する。しかし、神はそれを決して許さない。第2章(承):神に捕らわれ魚に呑まれそこで悔い改める。第3章(転):命令に従い預言する。第4章(結):ヨナの預言が成就しないのを怒ったヨナは、神に戒められる。この様な構成になっています。
 ヨナの使命は異教徒の民ニネベの罪に対して預言者として立ち向かい、彼らに罪の悔い改めを訴えることでした。モーセやエレミヤになさったように、神はノアにもご自身を啓示し、召しを与えられました。しかし、ヨナは神よりの召しを拒み恐れ船で逃げましたが、嵐に遭遇しました。アブラハム・イサク・ヤコブの神は、異邦人達からも一夜にして全てを滅ぼすと恐れられていた神でありました。そこで船の人々は生贄としてヨナを海に投げ入れると荒れ狂った海は静まりました。この神の業を目のあたりにした異教徒達が、イスラエルの神を畏れ生贄をささげ誓願をたてたことは、来たるべきニネベの宣教の前触れともいうべき異教徒の回心劇の一環でありました。三日三晩、昼夜の区別もつかない暗黒の世界で、土壇場に立たされたヨナの悔い改めの祈りは、罪のどん底から助けを求める神への真摯な叫びでした。このような祈りに対して神は憐れみを示されました。この憐れみがニネベの人々の悔い改めと救いへと導くのです。
 ヨナは、神が預言を実現させないことで自分の預言者としての立場を無くしてしまったことに対する不満、また神がユダヤ人以外をも憐れんだことに対する嫉妬心から怒ったと考えられます。しかし、神はニネベの人々を憐れまれたように、異邦人である私達をも分け隔てなく愛してくださり、罪からの解放と救いを与え、真の祝福へと導いてくださいました。私達は、このことを強く信じ、また、神の武具と杖を持ち一緒に歩みましょう。(参照:マタイ12章38~42節・16章4・ルカによる福音書11章29節・列王記下14章25節・出エジプト記3章1~21節・エレミヤ書1章4~6節・創世記6章5~6節18章20節19章13節。)


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前   奏    - 汝が助けの慰めを給え - J.Barnby
招   詞    エレミヤ書 第1章4-6節
賛   美    6(讃美歌54年版) われら主をたたえまし
主の祈り   
交 読 文    交読詩編 第139編1-12節
分かち合い
賛   美    228(讃美歌54年版)ガリラヤの風かおるあたり
聖   書    ヨナ書 第1章1-2節         (新共同訳旧約 1,445頁)
祈   祷
黙   想
説   教    「神の憐れみ」                 川邊 眞吉 兄
祈   祷
賛   美    270(讃美歌54年版)信仰こそ旅路を
献   金
感謝祈祷
賛   美    539(讃美歌54年版) あめつちこぞりて
祝   祷                           小野 慈美 牧師 
後   奏

礼拝堂正面のイエス様Soshin Baptist Church捜真バプテスト教会

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