年
主日礼拝
9月8日 午前10時30分より
メッセージ:「神を畏れるとは」
聖書:レビ記19章9-18節
説教者:小野慈美牧師
レビとは、ヤコブの息子レビの子孫であり、レビ族はイスラエルの宗教的祭儀の役割、つまり「祭司」を担った部族です。レビ記は祭司の手引きと考えてよいでしょう。出エジプトの最後に、荒野を移動する際の礼拝場所である「幕屋」についての規定があります。レビ記にはその幕屋で行われる、さまざまな祭儀、また、祭司についての注意事項が書いてあります。レビ記は、形の上では、エジプトを出てから2年目の最初の日から次の月の最初の日まで、一カ月の間のこととなっています。民数記は2年目から40年目までの間。申命記は40年目の11の月の1日だけで語られたことになっています。
19:18に「自分自身を愛するように隣人を愛しなさい」という有名な言葉があります。これは単なる倫理道徳の勧めではありません。19章には、「わたしはあなたたちの神、主である」「わたしは主である」がそれぞれ8回ずつ出てきます。隣人愛を求める戒めの背後にあるのは、これを言うのは、人間の権威者ではなく、あなたたちを創った神、主なのだということです。神がおっしゃったことだから、聞き流すことはできない。それが「神を畏れる」(14)の意味です。神様を怖がるということではなく、神様が言われることだから大事にするのです。隣人愛の土台は「神を畏れる」ということです。
「わたしは、あなたたちをエジプトの国から導き出したあなたたちの神、主である」(36)。わたしがあなたたちに与えた恵みを忘れてはならない。自分が神の恵みによって生かされていることを知れば、同じように神が愛しておられるあなたの隣人をぞんざいに扱うことはできなくなるだろう。
自分を愛するとは、神に愛されている者として、自分を受け容れることです。いろいろ問題のある自分を神は赦し愛してくださっている。それと同じように、神はあなたの隣人をも愛しておられるから、わたしたちも隣人を受け容れるのです。
このことは、新約聖書にも受け継がれています。「その兄弟のためにもキリストが死んでくださったのです」(Ⅰコリント8:11)。キリストがあなたのために死んでくださいました。これ以上の恵みはありません。その恵みが他の兄弟姉妹にも等しく与えられていることを忘れてはならないのです。
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前 奏 - 天にいます父よ - D.ブクステフーデ
招 詞 ヘブライ人への手紙 第11章1-2節
賛 美 主はわたしの歌
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第46編
賛 美 - 一羽のすずめ - 聖 歌 隊
分かち合い
賛 美 543 キリストの前に
聖 書 レビ記 第19章9-18節 (新共同訳旧約 192頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「神を畏れるとは」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 487 イェス、イェス
献 金
感謝祈祷
賛 美 27(アーメン) 父・子・聖霊の
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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