年
主日礼拝
9月22日 午前10時30分より
(創立71周年記念)
メッセージ:「私の計画は必ず成る」
聖書:イザヤ書46章9節-13節
説教者:小野慈美牧師
「思い起こせ、初めからのことを」(イザヤ46:9)は、第二イザヤ(イザヤ40-55章の著者と考えられる無名の預言者)が捕囚の中で捕囚民に語った言葉。歴史を振り返る時、神の大いなるみわざを知るだろう。
出エジプトの後、神はイスラエルに特別の使命を与えた。 「今、もしわたしの声に聞き従いわたしの契約を守るならば、あなたたちはすべての民の間にあってわたしの宝となる。世界はすべてわたしのものである。あなたたちは、わたしにとって、祭司の王国、聖なる国民となる。」(出エ19:5-6)イスラエルの民は、荒野では「幕屋」で礼拝し約束の地に定住した後、ようやくソロモンの時代に神殿が建てられた。
ソロモンの死後、イスラエルは南王国ユダと、北王国イスラエルに分裂する。北王国が紀元前722年にアッシリアによって滅ぼされた。南王国も587年にバビロニアによって滅ぼされ、ユダの主だった人々は、バピロニアの首都バビロンに捕虜として連れていかれた。イスラエルは、神に背いた結果、バビロン捕囚の苦難を味わうことになったと理解した。しかし、それでもなお神はイスラエルを見捨てることなく、やがて、イスラエルの民を解放するとの約束をなさった(10)。その約束を告げたのが第二イザヤ。
彼の預言の通り、捕囚から約50年後、B.C.538年にその約束は実現した。「猛禽」(46:11)とは、ペルシャ王キュロスのこと。やがてキュロスはバビロニアを滅ぼし、イスラエルを捕囚から解放した。しかし、このことをもたらしたのは、イスラエルの神ヤハウェに他ならない。ヤハウェこそ世界の創造主。
民がバビロンから故郷に戻ったときに最初に着手したのが、神殿の再建だった。何よりも礼拝の場を確保しようと努めた。礼拝は、単なる儀式ではなく、自分たちが何者であり、そしてこの世界で「祭司の王国、聖なる国民」としての使命を与えられていることを忘れないために不可欠のことだった。
そして、神の民イスラエルに与えられた使命は、新約の時代では、教会に受け継がれている。教会こそが、新しいイスラエルであり、「祭司の王国、聖なる国民」。祭司の務めはとりなし。教会は、この世界のためにとりなしの祈りをする務めがある。また、「聖なる国民」とは、この世界から取り分けられた民の意味。それは、目には見えなくても生きておられるまことの神の御意思を世界に告げる使命を果たすため。真実な礼拝をすることによって、わたしたちは神を証しし続ける。
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前 奏 - 神はわが砦 - J.G.ヴァルター
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主の祈り
交 読 文 交読詩編 第127編
賛 美 - われら神に感謝せん - メサイヤ51 聖 歌 隊
分かち合い
教会の信仰告白
賛 美 544 イェスさまが教会を
聖 書 イザヤ書 第46章9-13節 (新共同訳旧約 1,138頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「私の計画は必ず成る」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 すべてのことが
献 金
感謝祈祷
賛 美 29(アーメン) 天のみ民も
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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