8月2日 午前10時30分より
メッセージ:「人知を超える神の平安」
聖書:フィリピの信徒への手紙4章4-7節
説教者:新藤啓二
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「あらゆる人知を超える神の平和」(4:7)の「平和」とは、「平安」とも訳すことが出来る言葉です。意味としては、状況に左右されない平安、罪の赦しによる平安などが考えられます。フィリピの信徒への手紙の特徴は、パウロが繰り返し「喜び」という言葉を使っていることです。
1)「主において常に喜びなさい」(4:4)
フィリピ教会の状態もパウロの状況も決して喜べるとは言えないものでした。しかし、パウロはどのような状況にあっても、「主はすぐ近くにおられ」、わたしたちを愛する事をおやめにならない。イエス様が私たちのそばにいつもいてくださり、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない。そのことを心に留めて生活するとき、喜びと共に神様への感謝の心が生まれてくることを伝えています。
2)「あなたがたの寛容な心をすべての人に知らせなさい」(共同訳4:5)
寛容な心をすべての人に知らせるとは、誰に対しても大らかで優しく振る舞いなさいということではありません。敵対する者に対しても、イエス様のような忍耐、寛容、優しさをもって接し、そのことによって暗闇の中で輝く一本の蝋燭の灯火のように、キリストを証しする者とさせていただくことです。
3)「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい」(4:6)
「思い煩う」のは、本来自分でコントロール出来ない事(神の領域)まで、自分の力で何とかしようと思い続けている時に生じる気持ちです。思い煩いが生じたときには、まず「神に打ち明ける」ことです。祈りは儀式や気休めではありません。神様は「すぐ近くにおられ」、私たちが「打ち明ける」祈りを聞いてくださるお方です。そして、神様が備えられた時に、最善の道を示してくださる確信をもって喜びの人生を歩んでまいりましょう。
「そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」(4:7)
前 奏 - こすずめも、くじらも - Satkz
招 詞 ヨハネによる福音書14章27節(下記)
賛 美 讃美歌21 425(1,5,6) こすずめもくじらも
主の祈り
聖 書 フィリピの信徒への手紙4章4-7節(新約p.366)
祈 祷
黙 想
説 教 「人知を越える神の平安」 新藤 啓二
祈 祷
賛 美 讃美歌54年版532(1,2)ひとたびは死にし身も
献 金 (※礼拝堂への入退場時にお捧げください)
感謝祈祷
聖 餐 式
賛 美 2020年主題讃美歌 神はあなたと共にいる (歌詞が開きます)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
分かち合い
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「わたしは平和をあなたがたに残し、私の平和を与える。わたしはこれを、
世が与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。」
(ヨハネ14:27))
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