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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

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2021/6/13の礼拝


6月13日 10時30分より
メッセージ:「私が背負う」
聖書:申命記1章31節
説教者:浅輪一郎伝道師

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神様はかつてモーセに使命を与えてエジプトで奴隷であったイスラエルの民を救い出しました。40年間の旅路を経ていよいよモーセとイスラエルの民は約束の地・カナンに入ろうとしていました。モーセは、神さまがして下さっていたことをこれまでにもイスラエルの民に語りかけていた、というのですが、申命記1章31節には、そのことが記されています。
「また、荒れ野でも、あなたたちがこの所に来るまでたどった旅の間中も、あなたの神、主は子を背負うように、あなたを背負ってくださったのを(あなたたちは)見た。」
原文での主語は「あなた達は」です。では「何を見た」というのでしょうか?それは、あたかも「父が子どもを背負うように、神さまが、あなたを背負って下さっていたことを」ということです。では、神さまは「どこでイスラエルの民を背負って下さっていた」というのでしょうか?それは、「荒れ野」です。「荒れ野」とは、辞書的には、文字通り、草木も生えていない荒れた土地のことであります。しかし、イスラエルの民にとりましては、辞書の意味だけではとどまらない深い意味が含まれています。それが「記憶」であり「年月」です。奴隷であったエジプトから、約束の地・カナンまでの40年間の「旅路」、「歩み」です。食料不足。水不足。疫病。他の民との争い。同じ民の中での争い。「荒れ野」とは、次から次へと続く危機に見舞われた旅路の「記憶」、「年月」も指しています。
しかし、モーセは「荒れ野」という過酷な場所にあっても、また、そのような困難な時にあっても「神さまは子どもを背負うようにあなたを背負って下さっていて、あなたは、そのことを覚えているでしょ?」と民に向かって語りかけていました。それが、今日の聖書箇所です。
さて、今日の聖書箇所に関連して、今日は、「足跡」という詩をご紹介します。

ある晩、私は夢をみた。夢の中で私は、主(神)と並んで砂浜を歩いていた。すると夜空に、私のこれまでの人生の色々な場面が映し出された。ふと気が付くと、それぞれの場面について、ふたり分の足跡が砂浜に残されていた。ひとつは私の足跡、もうひとつは主のものだった。
最後の場面が映し出された後、わたしは振り返って砂の上に点々と残された足跡をみた。
するとひとり分の足跡しか残っていない場面があるのに気付いた。 しかもそれらは、人生の中で、特につらく、悲しい場面ばかりだった。
私は戸惑い悩み、主にたずねた。 「主よ、私があなたに従って生きると決めたとき、あなたはずっと私と共に歩き、語りかけて下さると約束してくださいました。 それなのに、 最も困難だったときには、ひとり分の足跡しかないではありませんか。 私が最もあなたを必要としていたときに、 なぜあなたは私を離れてしまわれたのか分かりません。」
主は答えられた。「わが子よ。私の大切な子よ。私はあなたを愛している。私は決してあなたを離れはしない。あなたの試練と苦しみのときに、ひとり分の足跡しかないのは、そのとき私があなたを背負っていたからなのだよ。」 「足跡Footprints」訳:小野慈美

神さまは、常に私たちと共に歩いておられます。それはものごとが上手くいっている時ばかりではありません。むしろ、ものごとが上手くいっていない時、つらくて、つらくて、仕方がない時にこそ、共におられます。しかも、もはや、これ以上歩けないと思えるような時にこそ、神さまは「私が背負う」と私たちを背負って私たちの信仰生活の歩みを助けて下さっています。



前   奏   - こすずめもくじらも -  Satkz
招   詞   ヘブライ人への手紙13章5b(下記)
賛   美   484 口語訳(1,3) 愛の主イェスは
主の祈り  
聖   書   申命記1章31節 (新約p.280)
祈   祷
黙   想
説   教   「私が背負う」          浅輪一郎 伝道師
祈   祷
賛   美   425(1,6) こすずめも、くじらも
献   金   (※礼拝献金は、退場の際に、また口座への送金でお捧げください)
感謝祈祷
賛   美    2020年主題讃美歌 神はあなたと共にいる  (歌詞が開きます)
祝   祷                     小野慈美 牧師
後   奏 
幼児祝福式
分かち合い

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「神御自身、『わたしは、決してあなたから離れず、
決してあなたを置き去りにはしない』と言われました。」
(ヘブライ13章5節b)


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