6月5日(日)10時30分より
ペンテコステ礼拝
メッセージ:「真理の霊が来ると」
聖書:ヨハネによる福音書16章12-15節
説教者:小野慈美牧師
※どなたでも視聴できます。
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ギリシャ語の「ペンテーコステー・ヘーメラ」とは「50番目の日」という意味です。ユダヤ人たちは、過越祭の安息日の翌日から数えて50日目に、収穫祭を行いました。この日に弟子たちが聖霊に満たされ、巡礼に来ていた多くのユダヤ人に向かって語るという出来事が起こりました。これがキリスト教会の誕生です。
<最後の晩餐での約束>
ペンテコステに触れる前に、少しさかのぼり、最後の晩餐で主イエスが弟子たちに語った言葉を読みましょう。ヨハネ16:12 言っておきたいことは、まだたくさんあるが、今、あなたがたには理解できない。13 しかし、その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。
真理の霊とは、聖霊のことです。聖霊のお働きは、何よりも言葉を与えるということです。神秘的な出来事を引き起こすことが、第一のことではなく、真理の霊は、真理の言葉を与えてくださるのです。
十字架の後、3日目に甦られた主イエスは、その後、40日間にわたって弟子たちに姿を現されました。そして、復活後40日目に、「あなたがたはまもなく聖霊を受ける」という約束をなさって天に昇られました。これを「昇天」といいます。主イエスを見送った弟子たちは、「エルサレムを離れず、父の約束されたものを待ちなさい」という言葉に従います。いつ神の約束が実現するのかわかりませんでしたが、彼らは心を合わせて祈っていました。それから、10日ほどたった五旬祭の日に、いつものように、上の部屋で祈っていたときのことです。
<約束の成就>
1 五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、2 突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。
激しい風のような音がしたかと思うと、炎のような舌が一人一人の上にとどまり、弟子たちはさまざまが国の言葉で語り出しました。大きな物音に気付いたユダヤ人たちが来て言いました。「何があったんだ。どうして、この無学な連中が様々な言葉を話すことができるのだ。きっと酒に酔っているに違いない。」聖霊に満たされたペテロは力強く語り始めました。私たちは酒に酔っているのではありません。36あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」
ペテロの言葉に強く心を動かされた人々は、どうしたら良いのかと尋ねました。ペテロは、「悔い改めてバプテスマを受けなさい」と勧めました。聖霊の働きは、イエス様が救い主であることを、わたしたちに示してくださいます。わたしたちが信仰を持つとき、自分で考えて自分で決めるのだと思っています。しかし、そのような決断を与えられるための道備えを既に神様がしてくださっています。悔い改めとは、既に与えられている恵みに気づき、その恵みを受け入れることです。
<日曜日は復活記念日、>
ペンテコステの日と同じように、私たちも、聖霊に導かれ、宣べ伝えるのです。
主イエスはあなたのために十字架につき、罪を赦してくださった。だから、もう、神さまの前でびくびくしなくてよいのです。苦難があっても、「バチがあたったのではないか」と怖がらなくてもよいのですと。良心の呵責に苦しむ人に向かって、イエス様はあなたを赦すために、十字架で死んでくださったのですよと。
前 奏 - 神の霊よ、今くだり - 志村拓生
招 詞 詩編51編12-14節(下記)
賛 美 讃美歌21-342(1,3,4) 神の霊よ、今くだり
主 の 祈り (「讃美歌21」 93-5-B 日本キリスト教協議会統一訳)
賛 美 - 主よ来てください風になって - 聖歌隊
聖 書 ヨハネによる福音書16章12-15節 (新約p.200)
祈 祷
黙 想
説 教 「真理の霊が来るとき」 小野慈美 牧師
祈 祷
賛 美 讃美歌21-346 来たれ聖霊よ
献 金 (※礼拝献金は、退場の際に、また口座への送金でお捧げください)
感 謝 祈祷
聖 餐 式
賛 美 2022年主題賛美歌「たゆまず祈りなさい」
祝 祷 小野慈美 牧師
後 奏
分かち合い
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神よ、わたしの内に清い心を創造し/新しく確かな霊を授けてください。御前からわたしを退けず/あなたの聖なる霊を取り上げないでください。御救いの喜びを再びわたしに味わわせ/自由の霊によって支えてください。(詩編51:12-14)
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