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礼拝Worship

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2022/11/20の礼拝

11月20日(日)10時30分より
メッセージ:「まだ悟らないのか」
聖書:マルコによる福音書 8章1―21節
説教者:小野慈美牧師 

※どなたでも視聴できます。

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神がいますということを、どうしたら信じることができるのか。また、主イエスを神の子救い主であるということをどうしたら信じることができるのか。人はそのしるし(証拠)を見たがります。それに対し、今日の箇所は何を語っているのでしょう。
<聖書箇所の解説>
8:1-10は、6:30-44とよく似ていますが、6章はユダヤ人の中で起こり、8章は異邦人の中で起こったと考えられます。神の恵みは人種・民族を問わず、主イエスのもとに来る者に対して与えられるというメッセージと言えます。続く箇所には「ファリサイ派の人々が来て、イエスを試そうとして、天からのしるしを求め、議論をしかけた(11)」とあります。イエスの権威を示す証拠(しるし)を求めたのです。「おまえが救い主であるなら、その証拠を私たちが納得できるように示してもらおうじゃないか。何か超自然的なしるしを見せてくれたら信じてやる」と。しかし、奇跡は、あくまでも、神さまの側でお決めになること。しかも、奇跡を起こすときも、奇跡そのものが中心ではなく、神様の愛を人間に伝えるために用いられるのです。したがって、人間が神を試すようにして、奇跡を求めても主イエスは拒絶なさいます。
 続く箇所では、パンを一つしか持っていないことで、弟子たちが議論していたことに対し、主イエスは警告します。「どうして、そんなことで議論するのか。あのパンとサカナの出来事を思い起こしなさい。本当に必要なときには、私は奇跡をも起こす。だから、今ここにパンがないことについて言っているのではない。そうではなく、パリサイ人やヘロデのように、「しるし」を求める態度に気をつけなさいと言っているのだ。」
<神が愛であることを信じるために必要なこと>
①信仰は信頼であることを知る
見える物によっては信頼関係はつくれません。大切なものは、見えないところにこそあります。私たちも、ややもすると、自分にとって都合のよいしるしを求めたがります。しかし、信仰とは信頼の心です。見えるしるしがなければ相手の愛を信頼できないところでは、人格的な信頼関係は成り立ちません。
②神が愛であるということは、十字架によってわかる
次女が1歳半のクリスマスの時期、娘と一緒に風呂に入り、娘を妻に渡そうとして湯船の中で立ち上がったときに、娘が私のお腹を蹴るようにして体をのけぞらせました。彼女が私の手から落ちそうになったものだから、不自然な姿勢のまま腰に力を入れて彼女を支えたときに、腰に痛みが走りました。そのせいで、私はひどいぎっくり腰になりました。しかし、そのことによって、娘が頭から落ちて怪我をするようなことがなくて良かったと思っています。娘は私の宝だからです。宝に万一のことがあるくらいなら、自分が痛みを引き受けたほうがいいのです。
「イエスは、わたしたちのために、命を捨ててくださいました。そのことによって、わたしたちは愛を知りました」(ヨハネの手紙一3:16)
 あえて、神の愛の証拠(しるし)を求めるのであれば、十字架が最大のしるしです。私たちが罪を犯しても、神の側から私たちを見捨てることはなさらない。神の永遠の決意があの十字架なのです。
 主イエスはきょうの箇所を通して、私たちにこのように訴えておられます。「あなたは私の宝だ。十字架の痛みを引きうけてでも、あなたを見捨てることはしない。それなのに、なお、見えるしるしがなければだめだというのか。まだわからないのか、まだ悟らないのか」。

前   奏    - 天にいます父よ -    J.S.バッハ 
招   詞   エフェソの信徒への手紙5章19-20節(下記)
賛   美   讃美歌21-13 みつかいとともに(1,3,5)
主の祈り   
聖   書   マルコによる福音書8章1-21節(新約p.76)
祈   祷
黙   想
説   教   「まだ悟らないのか」    小野慈美牧師
祈   祷 
賛   美   讃美歌21-407 この世のすべては(1,3)
献   金   (※礼拝献金は、退場の際に、また口座への送金でお捧げください)
感謝祈祷
賛   美   讃美歌21-27 父・子・聖霊の
祝   祷                   小野慈美牧師
後   奏   
分かち合い


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詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。そして、いつも、あらゆることについて、わたしたちの主イエス・キリストの名により、父である神に感謝しなさい。(エフェソ5:19-20)



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