横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

2024/11/17の礼拝

11月17日(日）10時30分より
メッセージ：「他の人の賜物を互いに喜ぼう」
聖書：ローマの信徒への手紙12章3-8節
説教者：小野慈美牧師

※どなたでも視聴できます。

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　ローマ書12章以下ではキリスト者の実際的な生き方が示されています。1-2節で、｢神の御心を求める｣大切さを心に刻んだ後､3節以下で具体的な勧めがなされています。
１）過大評価でも過小評価でもなく
3あなたがた一人一人に言います。自分を過大に評価してはなりません。むしろ､神が各自に分け与えてくださった信仰の度合いに応じて慎み深く評価すべきです。
「自分を過大に評価してはなりません」を裏返すと、「自分を過小に評価してはなりません」となります。自分の身の丈を知って、できることを一生懸命やる。他の人と比較して、思い上がったりいじけたりせずに、自分の分を忠実に果たしていくこと。
自分など神様の目にはつまらない存在であると考えてはなりません。ひとりひとりが神様にとってはかけがえのない尊い存在であり、それぞれが異なる役割、使命を与えられています。どの人も、「自分を過大評価してはなりません」が、あなたにしかできない神様の役割がありますから、「自分を過小評価してはなりません」。
２）教会という体には、キリストの血が流れている
4というのは、私たちの一つの体は多くの部分から成り立っていても、すべての部分が同じ働きをしていないように、5 私たちも数は多いが、キリストに結ばれて一つの体を形づくっており、各自は互いに部分なのです。
私たちはキリストを頭とする一つの体の部分です。そこには主イエスの十字架の血が流れています。自分をあざける者たちのために、「父よ、彼らをおゆるしください。何をしているかわからないのです」と執成しの祈りをして下さったお方の赦しの血です。「あの人なんか知らない」と三度も主イエスを否定したペテロに対して、「あなたは私を愛するか」と問いかけてくださったお方の血です。あなたを今も変わらず愛しているよとペテロとの交わりを回復し、やり直させてくださった愛の血です。このような主イエスの赦しと愛の血が教会という体に流れているのです。
自分は礼拝に来るだけで、もう具体的な奉仕ができなくなったと言うあなたもキリストの体です。いいえ、あなたこそキリストの体です。今、ここにおられない方も、そしてインターネットでこの礼拝に参加しておられるあなたもです。
３）互いに他の人の賜物を喜び合う
6私たちは､与えられた恵みによって、それぞれ異なった賜物を持っていますから、預言の賜物を受けていれば、信仰に応じて預言し、7奉仕の賜物を受けていれば、奉仕に専念しなさい。また、教える人は教えに、8勧める人は勧めに精を出しなさい。施しをする人は惜しまず施し、指導する人は熱心に指導し、慈善を行う人は快く行いなさい。
個々の賜物の説明は省きますが、それぞれが互いを生かしあう大切な役割を担っています。人には、たとえ目立たないものでも必ず賜物があります。｢何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え｣(フィリピ2:3)とあるように、他の人には必ず自分にはない賜物があります。だから、張り合ったり、嫉みあったりするのではなく、自分に無い賜物を神さまが他の人に与えておられることを互いに喜び合いましょう。
　教会は、キリストの体であり、私たちはその部分です。異なった部分でありながら、それぞれの働きが、互いを生かし合うようなものとなることによって、体は健康に保たれていくのです。
。

前　　　奏　　　－　神はわが砦　－ 　　　　　　J．G．ヴァルター　　　　　　　　　
招　　　詞　　　フィリピの信徒への手紙2章3-4節（下記）
賛　　　美　　　讃美歌21-550 大地よ、星々よ(1,3,4)
主の祈り　　
聖　　　書　　　ローマの信徒への手紙12章3-8節　(新約p.291)
祈　　　祷　　　
黙　　　想
説　　　教　　 「他の人の賜物を互いに喜ぼう」　　　小野慈美牧師
祈　　　祷　
賛　　　美　　　讃美歌21-516 主の招く声が(1,3,5)
献　　　金　　
感謝祈祷
賛　　　美　　　2024年主題賛美歌　作曲：小室尚子
祝　　　祷　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　小野慈美牧師
後　　　奏
分かち合い

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3何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、 4めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。（フィリピ2:3-4）

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