11月24日(日)10時30分より
メッセージ:「復讐の連鎖を断つために」
聖書:ローマの信徒への手紙12章14節,17-21節
説教者:小野慈美牧師
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Ⅰ祝福とは
主イエスは、「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」(マタイ5:44)と言われました。迫害する者のために何を祈るのかが今日の箇所に示されています。「あなたがたを迫害する者のために祝福を祈りなさい。祝福を祈るのであって、呪ってはなりません」(ローマ12:14)
祝福を祈るとは、「相手にとって、ものごとが都合よくいきますように」と祈ることではありません。その人に「神様の最善が為されますように」と祈り求めることです。相手が間違っているならば、自分の過ちに気付くこと、必要ならば、神様が厳しい取り扱いをなさるかもしれない。それは神様にお任せするのです。迫害に対して呪い(復讐)ではなく、祝福という手段を選び取っていくことです。
人を赦すことは難しいことです。しかし、「祝福を祈る」ことが、「赦す」ことへの第一歩になる。祝福を祈らずに、復讐心や怒りや、ときには軽はずみな正義感に身を任せていると、サタンのえじきになります。しかし、「祝福を祈る」とき、私たちの心を否定的な思いで縛りあげようとするサタンの企てが崩れていきます。さらに、復讐心や怒りに満たされているときには、被害者意識、自己正当化の理屈しか頭に浮かんでこない。しかし、祝福を祈ると冷静さが与えられ、今まで気づかなかった相手の意図、自己正当化していたために気付かなかった自分の側の問題、自分自身をもごまかしていた隠された罪、に気づかされることがある。仮に、どう考えても、自分の側には問題はないというような場合でも、自分は神ではないことを忘れてはなりません。
Ⅱ赦しとは
主イエスは「立って祈るとき、だれかに対して何か恨みに思うことがあれば、赦してあげなさい。そうすれば、あなたがたの天の父も、あなたがたの過ちを赦してくださる」(マルコ11:25)と言われました。
この言葉が、苦しめる側が、自分の行為を不問にしたまま、相手に「耐え忍ぶ」「赦す」ことを要求する根拠として、また、苦しめられる側が、相手の言動を容認すべき教えだと受け止めてはなりません。不正や悪に対しては戦わねばなりません。
ただし、既に傷を受けてしまったときに、その傷から解き放たれるために必要なことが、赦すということなのです。「怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。悪魔にすきを与えてはなりません」(エフェソ4:26-27)。「怒ることがあっても」とは、怒ることを神様が認めてくださっているということです。ただし、「怒ったままでいてはいけません」とは、あなたの心が復讐や憎しみに支配されないため、悪魔に支配されないためなのです。敵のために祝福を祈ることは、相手のためだけではなく、自分自身が怒りや憎しみから解き放たれるためでもあるのです。
祝福を祈るのは、穏やかな気持ちのときではなく、怒りや憎しみに満たされているときでも良いのです。怒りや憎しみは、抱いてはいけないものとして無理やり押さえ込もうとしてもだめです。否定的な思いを押さえ込んでいると、自分自身の心が蝕まれます。赦しとは、怒りや憎しみを、押さえ込むのではなく、解き放つことです。どう考えても自分は犠牲者としか思えない。そういう場合には、怒ること、憎むことは当然の権利だとさえ言うことが出来るでしょう。ですから、赦すとは、怒る権利、憎む権利を神様にお渡しすることです。
主イエスは、わたしたちに語り掛けます。「あなたの痛みを私は良く知っている。怒りや憎しみがこみあげてくるのもよくわかる。そして、その怒りや憎しみは正当なものでさえある。しかし、そうであっても、その怒りや憎しみに身を任せ続ける限り、復讐心が収まらない。あなたの怒る権利、憎む権利を十字架の私に預けてはくれないか。」
。
前 奏 - 愛するイェスよ - M.G.フィッシャー
招 詞 詩編85編9節(下記)
賛 美 讃美歌21-550 大地よ、星々よ(1,2,4)
主の祈り
賛 美 - 天にも地にも~待ち望め主を - 聖歌隊
聖 書 ローマの信徒への手紙12章14節,17-21節(新約p.292)
祈 祷
黙 想
説 教 「復讐の連鎖を断つために」 小野慈美牧師
祈 祷
賛 美 讃美歌21-444 気づかせてください
献 金
感謝祈祷
賛 美 讃美歌21-92主よ、わたしたちの主よ(1,3)
祝 祷 小野慈美牧師
後 奏
分かち合い
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9わたしは神が宣言なさるのを聞きます。主は平和を宣言されます
御自分の民に、主の慈しみに生きる人々に 彼らが愚かなふるまいに戻らないように。(詩85:9)
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