12月1日(日)10時30分より
アドベント第一主日礼拝
メッセージ:「もっとも大切なもの」
聖書:ローマの信徒への手紙13章8-10節
説教者:小野慈美牧師
※どなたでも視聴できます。
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<愛は貸し借りではない>
8「互いに愛し合うことのほかは、だれに対しても借りがあってはなりません。」(新共同訳)
具体的には、借金をしたらきちんと返すということですが、経済的なものだけではなく、社会的な儀礼としての義務もきちんと果たしなさいということです。キリスト者も社会の一員として生きています。よほど自分の信仰に矛盾するものでない限り、社会の一員として果たすべき義務は果たしなさいという勧めです。しかし、「互いに愛し合うことのほかは」という但し書きがあります。これは、どういうことでしょうか。借金は返したら、それ以上の義務は生じない。しかし、愛はこれだけ返せばよいというものではない。言い換えるならば、愛の負債は返しきれないから返さなくても良いということです。
それは、決して、恩知らずであってよいという意味ではありません。愛をお金の貸し借りのように考えるなということです。愛については、与えられる側は感謝して受け取る、そして与える側も相手から返してもらうことを前提としないということです。与えたことを恩着せがましく相手に示し続けることは、愛ではないのです。
「ただで受けたのだから、ただで与えなさい」(マタイ10:8)。神様から、ただで受けたことを思えば、私たちは誰かに「~してやった」などと言えなくなります。返すとしたら神様にお返しする。しかも、借金を返すような義務として返すのではない。感謝の心をもって自分にできることをしていく。
<「好き」と「愛する」の違い>
9「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。「好き」とは、相手が与えてくれる“私の心地よさ“を喜ぶことです。一方「愛」とは、自分の好悪にかかわらず、相手の「存在」そのものを大事にすることであり、感情を超えた態度、意思です。
ときには、報われないどころか、逆恨みされたり、悪者にされたりすることさえあります。それは辛いことです。しかし、「これだけ与えているのに」という徒労感があるのは、「やっただけの見返りが欲しい。相手に貸しがある」という意識を持っているからです。そうである限りは、借りを返してもらわないと、落ち着けません。愛とは、言い換えれば、自分の為したことを忘れるということです。愛すること自体を喜ぶのです。
主イエスは、裏切られ、逆恨みされ、悪者にされたにもかかわらず、人々を赦しました。だから、私たちが報われない愛を経験するとき、主イエスは私たちの気持ちを良く理解してくださいます。そして、恩知らずなあの人、あなたに逆恨みをしているあの人のためにも主イエスは十字架についてくださったのです。さらに、忘れてはならないことは、主イエスの前では、私たちもまた、恩知らずであり、つぶやいてばかりいる者だということです。それでも、主イエスは私たちを赦し愛してくださる。愛の負債を返すことをお求めになることはなく、私たちを愛し続けてくださる。その愛に気づかないでいるときでさえ、忍耐強く愛してくださる。10節の「愛は隣人に悪を行いません」の愛は、まさに主イエスにおいて示されています。
<確実にできる愛>
自分には、与えるものが何もないと思われる方もいるかもしれない。しかし、私たちに確実に出来ることがある。それは執り成しの祈りです。執り成しの祈りは、相手に負担を与えない。相手は、自分が祈られているということさえ知らないこともある。
そして、その人のために執り成しの祈りをすることができるのは世界中であなたしかいないかもしれない。執り成しの祈りは、決して相手に悪を行いません。だから、執り成しの「愛は律法を全うする」(10)のです。
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前 奏 -いざ来ませ、異邦人の救い主よ- D. ブクステフーデ
招 詞 ミカ書6章8節(下記 聖書協会共同訳)
賛 美 讃美歌21-231(1,3,4) 久しくまちにし
主の祈り (「讃美歌21」 93-5-B 日本キリスト教協議会統一訳)
賛 美 - グローリア - (サンサーンス) 聖歌隊
聖 書 ローマの信徒への手紙13章8-10節 (新約p.293)
祈 祷
賛 美 讃美歌21-229(1,3,4,5) いま来たりませ
黙 想
説 教 「もっとも大切なもの」 小野慈美牧師
祈 祷
賛 美 讃美歌21-249(1,4,5) おさなご主イエスよ
献 金
感謝祈祷
聖 餐 式
賛 美 2024年主題賛美歌 作曲:鈴木敦子
祝 祷 小野慈美牧師
後 奏
分かち合い
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人よ、何が善であるのか。そして、主は何をあなたに求めておられるか。それは公正を行い、慈しみを愛しへりくだって、あなたの神と共に歩むことである。(ミカ6:8 共同訳)
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