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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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教会広報担当が発行する教会機関誌「おちぼ」年数回の発行で、教会員、幼稚園へ配られます。

おちぼ 125号 NEWS STORAGE

■成人科が新しくなりました。
               荒井 寿実

9時40分ころになると、一階ホールから讃美歌が聞こえてきませんか。淹れ立てのコーヒーの香りも漂ってきませんか。CS礼拝に出席されたお父様、お母様と一緒に過ごすのが新しい『成人科』クラスです。「赤毛のアンの世界」「母の日によせて」「不思議なキリスト教」「昭和の父」などさまざまな視点からキリストの香りを感じる会です。
 母の立場の山田奈緒美姉、父の立場で近藤秀樹兄と三人で担当していますが、父の日には新藤啓二兄にゲストでいらしていただきました。キリスト教を知っていると、本も映画も美術も音楽も、ずっと楽しめますよ〜、もっと身近なものですよ〜というメッセージから伝えていきたいと願っています。


■浴衣が取り持つ世界の絆−アジア支援のために−女性会より
                檜佐 章子

栃木県那須町にアジア学院という教育施設があります。アジア学院では農業指導者(アジアアフリカの支援からの自立を目的として)育成の為の留学生を受け入れていますが、主にアジアの農山村から農業の勉強に来ている人たちを受け入れている学校で、最近ではアジアだけでなくアフリカや中南米からもたくさんの学生が来ています。学生といっても若い人ばかりでなく、故郷に夫や子供を残して留学しているお母さんやバングラデシュでバスの運転手をしていた男性もいます。
 毎年7月の初めにバプテスト同盟に所属する教会の女性会のメンバーが浴衣を持ってアジア学院を訪問して交流します。なぜ浴衣?
 毎年この時期に学院のある那須町では夏祭りが開かれ、そこで盆踊り大会があり沢山のチームが出場して技を競います。入賞したチームには賞金が出ることもあり、アジア学院では地域の方と交流するために毎年盆踊りに参加しています。入賞したこともあり、それ以来毎年アジア学院チームは特別賞をいただいています。
 そのときに着る浴衣を各教会の女性会が1年がかりで集めて故郷の家族へのおみやげと共に学院に届けています。私も一度参加したことがありますが、女性会のメンバーは針や糸、安全ピンなどを持参してたくさんの学生さんに浴衣を着せてあげるのです。でも浴衣はたいてい日本人サイズに仕立てられているので背の高いアフリカ人の男性が着ると膝くらいまでしかありません。でもそこはベテランの女性会のメンバーのこと、手際よく上げをほどいてまつりなおしたり、はだけそうな前合わせを見えないように安全ピンで留めたりしてきれいに着付けてあげます。
 そして最後に全員で記念撮影。たくさんの笑顔が輝いています。今年は震災の影響で現地へ行って直接着付けをしてあげられるかどうかわかりませんが、毎年楽しみにしてくださる皆さんの顔を思い浮かべると、どんなことがあっても行きたいのですが、学院側の事情もあるでしょうから今は祈りながら待機しているところです。皆様もどうぞお祈りのうちにお覚えください。