本文へスキップ

横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

お問い合わせはTEL.045-323-2967 

〒221-0804 神奈川県横浜市神奈川区栗田谷42-43

機関紙paper

  機関紙 > おちぼ124号 > おちぼ124号 チャペルコンサートを終えて

教会広報担当が発行する教会機関誌「おちぼ」年数回の発行で、教会員、幼稚園へ配られます。

おちぼ124号 チャペルコンサートを終えて

■ チャペルコンサートを終えて
              徳田 博子

毎年恒例のチャペルコンサートが去る6月12日に行われました。昨年は「イエスさまのお庭でコンサート」パートUを行いましたが、今年は関東部会のヒム・フレンドの合唱をバックに高浪晋一氏の賛美指導のもとで大いに歌うという賛美集会のコンサートを行いました。そこに集まった人々は高浪氏の楽しい指導のもとで、自然に心も体も解きほぐされて、私たちに普段なじみのない旋律、リズムの賛美歌を思わず体をゆすって賛美してしまいました。

 歌われた10曲の賛美歌はアメリカ、イギリス、アフリカの新しいもの、ルターの賛美歌、高浪氏自身の作曲によるものなど、多種多様な賛美歌が選ばれ、前半の4曲はヒム・フレンドによる合唱、後半6曲は繰り返しの部分を会衆の皆さんと共に歌いました。いずれも歌詞と旋律がマッチしていて、とても楽しく歌うことができました。「神様を賛美する」ということはこのように心も体も解放されて歌うということを体験したひとときでした。

 宣教師によって伝えられたキリスト教は賛美歌と共にありました。初期の宣教師たちは日本古来のリズム、旋律を大切にしながら賛美歌を編纂してきましたが、以来、今日のグローバル化した世の中で、世界中にたくさんの賛美歌が生まれ、私たちが宣教師から伝えられてきたイギリス、アメリカ、ドイツなど、西洋の旋律、リズムに加えて、アジア、アフリカの旋律、リズムが入ってきました。讃美歌21にはこれらのたくさんの賛美歌が入っていて、私たちは戸惑いもありながら、新しい発見をし、神の家族として世界の人々と手をつなごうという感覚が賛美歌を通して生まれてくるのを実感しました。

 私たちが神様を礼拝するとき、たくさん歌うことによって、その言葉がメロディーと共に心にしみわたり、嬉しい時、悲しい時、特に、悩み苦しみにある時、賛美歌を歌うことによって大きな慰めを得るでしょう。高浪氏はそれを身をもって実践し、賛美伝道師のごとく、日本中の教会に賛美の喜びを伝えようと日夜行動しておられます。

 高浪氏の言葉によれば「神を賛美するために創造された私たちは、歌うことによって、その振動が60兆の細胞に伝わり、お互いの息が合った時に神の共同体として一つになる。それが、神と一番身近な会話をしているときである」と。まさに、高浪氏の指導のもとで歌っているその時、神様と会話して喜びに満たされた思いを抱くことができたのではないでしょうか。私たちが礼拝するとき、もっともっと賛美の歌声を大きく、強くしていくことが、神様と会話するもっとも大切なことだと教えられたコンサートでした。