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教会広報担当が発行する教会機関誌「おちぼ」年数回の発行で、教会員、幼稚園へ配られます。

おちぼ124号 バプテスマを受けて感じたこと・変わったこと(その1)

■バプテスマを受けて感じたこと・変わったこと(その1)

今回はバプテスマを受けてからまだ間がない方にお集まりいただきました。新人ならではの思いを共有して、バプテスマを受け感じたこと・変わったことなどを話し合いました。藤巻伝道師補にも加わって頂き、実りのある座談会になりました。

〜バプテスマを受けて〜
近藤 早速ですが…私はバプテスマを受けた頃、家族との間でいろいろなことを話しました。例えば、私は教会のお墓に入りたいと思っているのですが、妻はまだよく理解していない様子で話が噛み合いませんでした。まだ先の話しという思いや家のお墓をどうするかなど、解決しなければならないことが多過ぎるのかも知れません。これから色々話して溝を埋めていきたいと思っています。
澤近 私はバプテスマを受けて間もなく、職場でその事を話しました。
近藤 抵抗は無かったですか?
澤近 あまり抵抗は無かったですね。むしろ上司からクリスチャンであることを話されたり、周りにも何人か居ましたし… あるカトリックの上司には、職場の懇親会の席で「お酒呑んでいいんですか?」なんて突っ込んだりしていましたね。(笑)
近藤 山中さんはいかがでしょうか?
山中 私は特別バプテスマについて話したと言うことはありませんでした。主人はクリスチャンではありませんが、信仰と言う意味では私よりも先輩で、信仰に対してはとても理解があり尊重してくれています。
近藤 ありがとうございます。やはり色々な体験や思いがありますね。こういうことは話してみないとわからないものですね。他に何かエピソードはありますか?
澤近 あっそうそう、バプテスマのとき水が凄く冷たかったですね。ああ本当に死ぬのかなと思いましたよ。(笑)
近藤 私も、バプテストリーの水は結構冷たいものなのだと思いましたね。それから、関山恵一兄や佐藤和久先生が裸足でバプテストリーの掃除をして下さるのを見たとき、身の引き締まる思いと感謝の気持ちが自然と沸き上がって来ました。
山中 私は、バプテスマの時のガウンをクリーニングに出す時に、お店の人から「これ何ですか?」と聞かれて説明に困りました。(笑)
澤近 私も、なんて説明しようか悩みました。(笑)それから、バプテスマが終わった時、皆から「おめでとう。」と言われたんですが、あの時はピンと来ませんでした。
藤巻 そうですね、私もそうでした。皆さんからおめでとうと言われたり、手紙やプレゼントを頂きましたが、私のバプテスマで何でこの人達はこんなに喜んでいるのだろうと思いましたね。自分よりも周りの方が喜んでいると言うのが、少し不思議な感じがしました。
澤近 そうなんですよね。だけどその訳はしばらくすると自然と解ってくる。むしろ他の人が受けた時にそういう気持ちになりますね。聖歌隊で歌うとき、特にあのバプテスマの曲を歌っている時なんか涙が自然と出てくるんですよ。となりの人をちらっと見るとやっぱり涙ぐんでいて、皆もそうなんだとちょっと安心しました。

〜CSとの出会い〜
澤近 私のCSとの出会いは妻の勧めがきっかけでした。それまで娘の付き添いで通っていた妻が、教会の奉仕と出会って、その素晴らしさを私と共有したかったんだと思います。
近藤 そうですか奥様がきっかけだったんですか。今ではCSの教師もやられていますよね。
澤近 そうですね。基本的に『子どもが好き』と言うのがありますが、今では生活の一部になっていますね。
近藤 私の場合は、子育てが切っ掛けでした。自分自身が教会で育ち日曜学校にも通っていたんですが、子育てをする上で何を核にして進めるべきかを考えた時に、はじめに思い立ったのが教会でした。幸いにもこの教会はCSがとても元気ですから、今ではとても良かったと思っています。
藤巻 CSが切っ掛けでこの教会に繋がる人はとても多いですね。それはこの教会の特質でもあります。私自身もCSに来たことでこの教会に足を踏み入れましたから… そういった形で教会に繋がって行くというのはこの教会の教育が盛んに行われている証だと思います。もっと言えば、教育が盛んに行われたことでこの教会が栄えて来た歴史があります。それが今でも受け継がれているというのはとても喜ばしいものですね。

次号「教会と教会生活」について話が続きます。